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市場のムード明るいが、小幅な値動きで短期割り切りが必要
2015年6月4日 / 03:14 / 2年後

市場のムード明るいが、小幅な値動きで短期割り切りが必要


*12:08JST 市場のムード明るいが、小幅な値動きで短期割り切りが必要
 日経平均は反発。72.03円高の20545.54円(出来高概算12億株)で前場の取引を終えた。欧米市場の株高や円安基調が材料視され、買い先行で始まった。しかし、シカゴ日経225先物清算値にさや寄せする格好で始まった後は、狭いレンジでのこう着が続いている。日経平均の日中の値幅は40円程度にとどまっている。
 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは保険の上昇率が3%を超えているほか、証券、ガラス土石、銀行、空運、機械、金属、その他製品、輸送用機器、電気機器などが堅調。半面、水産農林、鉱業、倉庫運輸、陸運、石油石炭、ゴム製品が冴えない。

 日経平均は狭いレンジでのこう着となっているが、これについては想定内での動きであろう。東電力9501、みずほ8411など、このところの大商い銘柄が堅調であり、市場のムードは悪くない。また、ゲーム関連の強い値動きなども個人による物色意欲の強さが窺える。また、外資系によるカバレッジから第一生命8750など生保株が上昇しており、個別の材料等に敏感に反応している。
 ただし、寄付き後の値幅が小さい銘柄も目立っており、短期的な値幅取りとして割り切りが必要でもある。やはりギリシャ債務問題の行方や米雇用統計を控えていることもあり、積極的な中長期資金は入りづらいようだ。(村瀬智一)
《FA》

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