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内需・ディフェンシブ系で且つ中小型株を中心とした自律反発
2016年6月27日 / 03:22 / 1年後

内需・ディフェンシブ系で且つ中小型株を中心とした自律反発


*12:15JST 内需・ディフェンシブ系で且つ中小型株を中心とした自律反発
 日経平均は反発。207.22円高の15159.24円(出来高概算11億株)で前場の取引を終えた。英国のEU離脱を受けた先週末の大幅下落に対する自律反発の買いが先行している。シカゴ日経225先物清算値は大阪比170円高の15120円と、一先ず15000円はキープしている。政府・日銀は午前8時から緊急会合を開き、英国のEU離脱を巡り対応を協議するなど政策期待も高まりやすく、押し目拾いのタイミングを見極める展開に。注目されていた26日のスペインの議会選挙は、EUに批判的な左派の政党は支持が拡大せず、3位にとどまる見通しであり、やや安心感に。

 これにより日経平均は一時15238.56円まで上げ幅を拡大させる場面をみせたが、戻り売り圧力も強く、その後は15150円辺りを挟んでのもみ合いが続いている。東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1400を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは医薬品、食料品、水産農林、陸運、情報通信、建設など、内需・ディフェンシブ系を中心に上昇。一方、証券、鉱業、鉄鋼、輸送用機器、銀行、海運、保険が冴えない。規模別指数では大型、中型、小型株指数いずれも上昇しているが、大型株が相対的に弱い。

 日経平均は買い先行で始まったが、その後は寄り付き水準での攻防が続いている。先週末の1200円超の下落に対するリバウンドとしては鈍さが目立つ。円相場は1ドル101円台後半での推移であり、自律反発が意識されるものの、積極的には手掛けづらい状況のようである。また、内需・ディフェンシブ系を中心に自律反発をみせており、今回の英国の問題が火種となり、他国へのEU離脱を窺わせる「EU離脱ドミノ」の動きが警戒されているだろう。

 そのため物色の流れとしては内需・ディフェンシブ系で且つ中小型株を中心とした自律反発が続きそうである。主力処の自律反発については、週明けの欧米市場の動向を見極める必要がありそうだ。(村瀬 智一)
《AK》

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