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日経平均は続伸、後場からの弱い動きを見極めたいところ
2017年4月10日 / 03:25 / 7ヶ月後

日経平均は続伸、後場からの弱い動きを見極めたいところ


*12:23JST 日経平均は続伸、後場からの弱い動きを見極めたいところ
 日経平均は続伸。122.09円高の18786.72円(出来高概算9億3000万株)で前場の取引を終えた。7日の米国市場は小幅安となったが、シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円高、円相場は1ドル111円30銭辺りとやや円安に振れて推移するなか、これにサヤ寄せする格好から買いが先行。米中首脳会談では、貿易、北朝鮮問題などで両国の意見が一致する兆しが見えないまま閉幕した。首脳会談の合意内容次第では北朝鮮が挑発的な行動に出るとの懸念が強かったこともあり、一先ず落ち着きをみせている。

 ただし、11日に北朝鮮が最高人民会議、15日には北朝鮮金日成国家主席の生誕105周年を控え、地政学リスクが上値の重しとなる状況は変わらず、日経平均は18800円を挟んでの狭いレンジ取引が続いている。セクターでは鉄鋼、非鉄金属、輸送用機器、機械、繊維が堅調。半面、水産農林、鉱業、石油石炭、食料品が小安い。東証1部の騰落銘柄は、値上り数が1300を超えており、7割近くを占めている。

 日経平均は買い先行で始まり、上値を抑えられていた5日線を突破してきている。週足についても26週線を捉えており、一先ず落ち着きをみせている。ただし、両線とも明確に支持線に変えてくるには見極めが必要であり、強弱感が対立しやすいところであろう。TOPIXはプラス圏で前場の取引を終えたこともあり、日銀のETF買い入れは期待しづらいところ。先週も目立っていた後場からの弱い動きについても見極めが必要であり、短期筋の売り仕掛け的な動きには注意しておきたいところである。

 一方で、物色対象は絞り切れておらず、東証2部の弱さも気掛かりではある。シャープ6753の下げが影響しているものの、個人主体で物色資金が向かっていたこともあり、他の中小型株の動向にも影響を与える可能性は意識される。とはいえ、直近IPO銘柄等の一角に動意がみられており、決算を手掛かりとした物色も目立つ。積極的な上値追いは慎重だろうが、個人の物色意欲は旺盛である。(村瀬智一)
《AK》

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