January 9, 2018 / 3:36 AM / 8 months ago

日経平均は続伸、目先達成感から中小型株に関心が向かいやすい


*12:32JST 日経平均は続伸、目先達成感から中小型株に関心が向かいやすい
 日経平均は続伸。129.17円高の23843.70円(出来高概算8億9000万株)で前場の取引を終えた。8日の米国市場は高安まちまちだったが、5日の米雇用統計後の上昇を評価した格好となった。シカゴ先物が大阪比225円高の23945円と大きく上昇していた流れを受けて、1992年の高値を突破して始まった。その後は目先的な達成感が意識されたほか、円相場の円高が嫌気されたほか、トランプ政権に対する政策運営リスクがくすぶったことから、上げ幅を縮めている。

 セクターでは不動産、繊維、電気機器、証券、その他金融がしっかり。半面、パルプ紙、ゴム製品、輸送用機器、倉庫運輸、水産農林が利食いに押されている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。

 日経平均は連日でバブル崩壊後の高値更新となったが、92年の高値を超えているほか、先物市場では24000円にタッチしたこともあり、いったんは達成感が意識されやすいところであろう。また、トランプ大統領のロシアゲート問題が再燃する格好となっており、利益確定の流れが強まったようである。円相場は1ドル112円60銭台と円高に振れて推移していることもあり、輸出関連などは利食いが出やすいところである。

 そのため、物色の流れとしては日経平均が高値圏でのもち合いとなる中、新興市場の中小型株に関心が向かいやすいと考えられる。テーマ株が循環的に買われているが、こちらも上値追いというよりは、調整一巡感のある銘柄や出遅れ感のある銘柄等に向かいやすい。先行して上昇していた銘柄への利益確定を進めつつ、出遅れ銘柄を見直すことにより、市場全体の底上げといった流れが期待されそうだ。(村瀬智一)
《AK》

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