for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

日経平均は反発、値がさグロース株に買い、経済正常化期待も


*16:07JST 日経平均は反発、値がさグロース株に買い、経済正常化期待も
日経平均は反発。11日の米国市場でNYダウは小幅に続伸し、13ドル高となった。15~16日の連邦公開市場委員会(FOMC)を前に様子見姿勢が強かったが、長期金利の安定推移を追い風にハイテク株比率の高いナスダック総合指数は0.4%の上昇。週明けの東京市場でも値がさグロース(成長)株を中心に買いが入り、日経平均は204円高からスタートすると、寄り付き直後には一時29208.35円(前週末比259.62円高)まで上昇した。その後いったんは上げ幅を縮めたが、経済活動正常化への期待もあって堅調な展開となった。

大引けの日経平均は前週末比213.07円高の29161.80円となった。東証1部の売買高は8億5423万株、売買代金は1兆9646億円と1月18日以来の低水準だった。業種別では、海運業、ゴム製品、金属製品が上昇率上位だった。一方、その他製品、建設業、銀行業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の51%、対して値下がり銘柄は44%となった。

個別では、レーザーテック
6920、ファーストリテ9983、キーエンス6861が2%超、エムスリー2413が4%超の上昇。ソフトバンクG9984やルネサス6723、トヨタ自7203もしっかり。業績予想の上方修正が好感された神戸物産3038は商いを伴って急伸し、通期決算発表のBガレジ3180はストップ高水準で取引を終えた。業績上方修正の三井ハイテク6966は買い気配のままストップ高比例配分となった。一方、売買代金トップの任天堂7974は3%の下落。証券各社の目標株価引き下げや弱気の投資判断据え置きが観測された。伊藤忠8001は自社株買い終了が嫌気されて3%近い下落。三菱UFJ8306やソニーG6758もさえない。また、gumi3903やHEROZ4382、ヤーマン6630は決算を受けて急落し、東証1部下落率上位に顔を出した。
《HK》

当コンテンツはFISCOから情報の提供を受けています。掲載情報の著作権は情報提供元に帰属します。記事の無断転載を禁じます。当コンテンツにおけるニュース、取引価格、データなどの情報はあくまでも利用者の個人使用のために提供されているものであって、商用目的のために提供されているものではありません。当コンテンツは、投資活動を勧誘又は誘引するものではなく、また当コンテンツを取引又は売買を行う際の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。当コンテンツは投資助言となる投資、税金、法律等のいかなる助言も提供せず、また、特定の金融の個別銘柄、金融投資あるいは金融商品に関するいかなる勧告もしません。当コンテンツの使用は、資格のある投資専門家の投資助言に取って代わるものではありません。提供されたいかなる見解又は意見はFISCOの見解や分析であって、ロイターの見解、分析ではありません。情報内容には万全を期しておりますが、保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。 【FISCO】
for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up