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日経平均は54円安でスタート、武田薬や伊藤忠などが下落


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29675.88;-54.91TOPIX;1962.93;-4.50


[寄り付き概況]

 8日の日経平均は54.91円安の29675.88円と反落して取引を開始した。前日7日の米国株式市場はまちま。ダウ平均は16.02ドル高の33446.26ドル、ナスダックは9.54ポイント安の13688.84で取引を終了した。バイデン大統領の米国雇用計画を巡る演説を控え、回復期待に寄り付き後、上昇した。ただ、高値付近からは利益確定売りも根強く、上値を抑制。連邦準備制度理事会(FRB)が公表した3月分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受け、早期の緩和策縮小観測が後退したことが下支えとなりダウは小幅高で引けた。

 米国株式相場を受けた今日の東京株式市場は売りが先行した。国内で新型コロナ変異種の感染が広がり、東京都が「まん延防止等重点措置」の検討に入るなど、足元経済への悪影響が懸念され株価の重しとなった。一方、東京市場でも、FOMCの議事録で金融緩和の長期化が確認されたとの見方や、米長期金利の落ち着きなどが株価下支え要因となったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された2月の国際収支状況(速報)によると、経常収支は2兆9169億円の黒字。前年同月に比べ1436億円黒字幅が縮小した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1兆9803億円の黒字だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は3月28日-4月3日に国内株を6週ぶりに買い越した。買越額は9784億円だった。今日はアイスコがジャスダックに上場した。

 セクター別では、パルプ・紙、繊維製品、銀行業、医薬品、証券商品先物などが値下がり率上位、海運業、その他金融業、精密機器、保険業、その他製品などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソニーG
6758、レーザーテック6920、武田薬4502、アドバンテスト6857、三井住友8316、マネックスG8698、OLC4661、伊藤忠8001、サイバー4751、JR西9021、7&iHD3382などが下落。他方、任天堂7974、信越化4063、HOYA7741、日本郵船9101、東京海上8766、SMC6273、キヤノン7751などが上昇している。


《FA》

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