[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;26070.92;+299.70TOPIX;1839.70;+20.76
[寄り付き概況]
21日の日経平均は299.70円高の26070.92円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日20日の米株式市場は奴隷解放記念日(ジューンティーンス)の祝日で休場。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場は休場だったが、欧州株式市場で、英FTSETM100が1.50%、仏CAC40指数が0.64%、独DAX指数が1.06%、それぞれ上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日までの2営業日で日経平均が600円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いも入りやすかった。さらに、日本経済新聞で設備投資の伸びが伝えられ、また、世界の航空旅客が予想以上に早く回復するとの見通しが発表されたことなども、市場心理を明るくした。一方、米連邦準備理事会(FRB)による大幅な利上げと世界景気の先行き不透明感が引き続き警戒され、株価の重しとなったことに加え、3連休明けの今晩の米株式相場を確認したいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。
セクター別では全業種が値上がり。鉱業、海運業、石油石炭製品、機械、空運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、三菱重7011、IHI7013、日産自7201、リクルートHD6098、INPEX1605、三井物産8031、三菱商事8058、川崎汽船9107、商船三井9104、日本郵船9101、ダイキン6367、楽天グループ4755、ENEOS5020、アドバンテスト6857などが上昇。他方、KDDI9433、ソフトバンク9434などが下落している。
《FA》
当コンテンツはFISCOから情報の提供を受けています。掲載情報の著作権は情報提供元に帰属します。記事の無断転載を禁じます。当コンテンツにおけるニュース、取引価格、データなどの情報はあくまでも利用者の個人使用のために提供されているものであって、商用目的のために提供されているものではありません。当コンテンツは、投資活動を勧誘又は誘引するものではなく、また当コンテンツを取引又は売買を行う際の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。当コンテンツは投資助言となる投資、税金、法律等のいかなる助言も提供せず、また、特定の金融の個別銘柄、金融投資あるいは金融商品に関するいかなる勧告もしません。当コンテンツの使用は、資格のある投資専門家の投資助言に取って代わるものではありません。提供されたいかなる見解又は意見はFISCOの見解や分析であって、ロイターの見解、分析ではありません。情報内容には万全を期しておりますが、保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。 【FISCO】