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高値警戒感から利益確定売り優勢


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;30202.71;-265.04TOPIX;1957.12;-7.96


[後場の投資戦略]

 一昨日15日の当欄で、「日経平均が年初来急ピッチの上げを演じている割に、騰落レシオがそれほど上昇していないように見える」と書いた。これは、今の相場が、一部の銘柄群が相場全体を押し上げていて、かつ、その一部の銘柄群が日々、目まぐるしく入れ替わっているということを示唆していると思われる。結果としては全体底上げ相場なのだが、日々の相場は選別色が強いということだ。

 また、先週10日の当欄では、日経平均が急ピッチで上昇する中で新高値銘柄数が意外と少なく感じると書いた。これが示唆することはいくつかありそうだが、新高値銘柄が日々、目まぐるしく入れ替わっている可能性が高そうだ。昨日、新高値に躍り出た銘柄が今日は全体高にも関わらず小休止し、昨日とは異なる銘柄が今日は新高値に躍り出る。こういったことが日々、繰り返されているのではないだろうか。おそらく、日々の新高値銘柄は思いのほか少ないが、この相場が終わってみれば、結果的に新高値となった銘柄は驚くほど多いのだと思う。

 日々、物色される銘柄は、その株価の位置に関わらず、日替わりで、新高値狙いの銘柄も日替わりだ。しかも先週から、新高値銘柄数と騰落レシオで見てきたように、このような相場の特徴は、昨年来、次第に強くなっている。循環物色はますます色濃くなってきており、振り回されてばかりいてはパフォーマンスは上がらない。投資スタンスをしっかり固めて相場に臨むことが肝要のように感じる。

 さて、後場の東京市場で日経平均はもみ合いとなりそうだ。このところ相場全体の上げピッチが速かったことから、前場の日経平均の下落は健全な調整として歓迎する声もあり、売り急ぐ動きは見られない。一方、上昇相場継続には日柄調整が必要との指摘もあり、積極的な買いはやや後退しているようだ。今晩、米国では1月の小売売上高、1月の卸売物価指数(PPI)、1月の鉱工業生産・設備稼働率、20年12月の企業在庫など経済統計の発表が多く、これを見極めたいとする向きもある。(小山 眞一)


《AK》

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