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海外休場のなか3万円台回復


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;30083.19;+229.19TOPIX;1982.78;+11.16


[後場の投資戦略]

 先週末から海外主要市場の多くが休場となっているが、週明けの日経平均は米雇用統計の内容を好感して3万円台を回復してきた。米長期金利が1.73%まで上昇(債券価格は下落、2日の米債券市場は短縮取引)し、さすがに値がさグロース(成長)株の一角はやや軟調だが、ファーストリテや先行き期待の高まる半導体関連株は上昇。メガバンク株はいずれも3%前後上昇するなど、株式相場全体の地合いは良好と言えるだろう。

 新興市場ではマザーズ指数が前引けにかけてマイナスに転じ、3月18日に付けた直近高値(1256.51pt、取引時間中)を前に伸び悩んでいる。ただ、インターネット証券の売買代金ランキングを見ると、先週末から東エレクなど主力半導体株に個人投資家の物色の矛先が向いているようだ。また、本日は結晶・レーザのグローバルニッチトップ企業として注目されるオキサイド
6521が新規上場した影響もあるだろう。オキサイドは買い殺到でまだ初値を付けていない。直近上場のベビーカレンダー7363も子育て関連銘柄との位置付けから連日でストップ高を付けており、マザーズ指数こそ伸び悩んでいるが個人投資家の物色意欲は強いとみられる。

 さて、米国は今晩から取引が再開されるが、欧州の主要市場は本日も休場。香港の取引再開は7日となる。連休前1日の米市場ではイースター(復活祭)の休暇ムードが強く、システム的な売買が中心だったという。東京市場でも海外勢の取引参加が少ないとみられ、2日の東証1部売買代金は2兆2403億円とやや低調。本日ここまでも1兆円をやや上回る程度にとどまっている。先物市場も売買は少なく、2日はそうしたなかで外資系証券の買い越しが観測された。1日まで外資系証券が入れ替わり売り越ししていたのとは様相が異なる。

 日経平均は2日、5日と続けて朝方からかなり高く始まっているが、良好な米経済指標等を受けて他市場のエクスポージャーのヘッジを目的とした機械的な買いも入っている可能性がありそうだ。おおむね強気ムードだろうが、イースター休暇明けの海外投資家の動きは少々気になるところだ。

 また、米5年債利回りの上昇なども話題となっている。米連邦準備理事会(FRB)の金融政策変更を織り込む動きとみられており、こちらも株式相場にどのような影響を与えるか注目しておきたい。(小林大純)
《AK》

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