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短期的な達成感からの利食いは想定内
2017年8月31日 / 23:34 / 3ヶ月前

短期的な達成感からの利食いは想定内


*08:27JST 短期的な達成感からの利食いは想定内
 1日の日本株市場は、利食い優勢ながらも底堅い相場展開が見込まれる。8月31日の米国市場は上昇。週間新規失業保険申請件数が予想より減少したほか、7月個人所得・支出が前月から改善したことが好感された。また、ムニューチン財務長官が税制改革法案の詳細を数週間以内に明らかにし、年内の法案成立に自信を示したことが材料視され、終日堅調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の19675円、円相場は1ドル110円05銭辺りで推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、利食いも出やすいだろうが、日経平均は2日間で300円弱近の上昇をみせて25日線に接近してきており、短期的には達成感も意識されやすい水準のため利食いは想定内であろう。また、米雇用統計の結果を見極めたいとする模様眺めムードも高まりやすく、こう着感の強い相場展開になりそうだ。

 ただし、直近のリバウンドで日経平均は足元のもち合いレンジだった19300-19550円のレンジを突破してきている。テクニカルのシグナルも好転してきており、値固めからの押し目拾いの流れから、一段高を意識したスタンスとなろう。北朝鮮情勢や米政権運営などの不透明感は払拭されておらず、楽観視は出来ないものの、もち合いレンジの突破により、ショートカバーを誘い込みやすい。

 一方で中小型株については、利食い優勢の流れがみられており、中小型株から主力処にシフトしやすいだろう。一先ず日経平均は上値抵抗の25日線レベルを捉えており、これを突破してくるようだと、より資金シフトが強まりやすい。もっとも、JASDAQは8営業日続伸で27年ぶり高値水準をつけるなど、需給状況は良好である。出遅れている中小型株への物色が強まりやすいと考えられる。(村瀬 智一)
《AK》

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