February 19, 2019 / 12:01 AM / 8 months ago

改めて欧州情勢への警戒が相場全体の重石に


*08:58JST 改めて欧州情勢への警戒が相場全体の重石に
 19日の日本株市場は、前日の大幅上昇の反動もあり、こう着感の強い相場展開になりそうだ。18日の米国市場は、プレジデンツデーの祝日で休場だったため、海外勢のフローが限られるほか、手掛かり材料に欠けるだろう。昨日は米中通商協議の継続が決定したことを受けた15日の米株高の流れを引き継ぐ格好から、ほぼ全面高商状となった。ただし、東証1部の出来高は12億株を下回り、売買代金も辛うじて2兆円を超えた低水準の商いであり、インデックス主導の売買に支えられた格好。そのため、一気にリスクオンに向かうというよりは、米中通商協議の継続を手掛かりとしたイベントドリブンの物色が中心とみられる。

 本日も薄商い中をインデックス主導の売買に振らされやすいところである。そのため、日経平均の21200円処でのこう着が続くようだと、祝日明けの米国市場の動向を見極めたいとする流れにより、次第に利益確定の商いが増えることも意識しておきたい。また、中小型株も比較的堅調に推移していたが、高寄り後で陰線を形成している銘柄が目立つこともあり、やや利食いが出やすい需給状況になりそうだ。

 その他、ホンダ7267は、2022年までに英工場を閉鎖する方針を固めたと、各メディアが伝えている。英国は3月29日にEUを離脱する予定だが、合意なき離脱ともなれば混乱は必至である中、改めて欧州情勢への警戒が相場全体の重石になりそうである。一方、注目される材料としては、iPS細胞から神経のもとになる細胞を作り、脊髄損傷の患者に移植する慶応大教授らの臨床研究について厚労省は、計画の実施を了承したと報じられている。年内にも移植を行い、iPS細胞を使った世界初の脊髄損傷の臨床研究となる見通しと伝えており、テーマ材料になるだろう。

 インデックス主導ではあるが、こう着感が強まる中では、これまでの5G関連に加えて、iPS細胞関連といった個人主体のテーマ株への物色が意識されることになりそうである。
《AK》

当コンテンツはFISCOから情報の提供を受けています。掲載情報の著作権は情報提供元に帰属します。記事の無断転載を禁じます。当コンテンツにおけるニュース、取引価格、データなどの情報はあくまでも利用者の個人使用のために提供されているものであって、商用目的のために提供されているものではありません。当コンテンツは、投資活動を勧誘又は誘引するものではなく、また当コンテンツを取引又は売買を行う際の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。当コンテンツは投資助言となる投資、税金、法律等のいかなる助言も提供せず、また、特定の金融の個別銘柄、金融投資あるいは金融商品に関するいかなる勧告もしません。当コンテンツの使用は、資格のある投資専門家の投資助言に取って代わるものではありません。提供されたいかなる見解又は意見はFISCOの見解や分析であって、ロイターの見解、分析ではありません。情報内容には万全を期しておりますが、保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。

【FISCO】

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below