March 6, 2019 / 11:34 PM / 3 months ago

短期筋の売り仕掛けに注意か


*08:25JST 短期筋の売り仕掛けに注意か
 7日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。6日の米国市場ではNYダウが133ドル安となった。経済協力開発機構(OECD)が世界経済見通しを再び下方修正したほか、地区連銀経済報告(ベージュブック)では、多くの地域で景気減速が指摘。また、12月貿易赤字が10年ぶりの高水準だったことなどが嫌気された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円安の21545円。円相場は1ドル111円70銭台で推移している。

 OECDは、世界の成長率見通しを3.5%から3.3%に引き下げた。世界経済は貿易摩擦と政治的不確実性から予想される以上に苦戦しており、特に欧州の見通しを曇らせていると指摘している。英国の合意なきEU離脱、債務増大による金融の脆弱性などリスクが積み上がる中、状況はむしろ悪化する恐れがあるとしている。また、米経済見通しも若干引き下げられており、様子見姿勢を強めることになりそうだ。

 もっとも、昨日の売買代金は6営業日ぶりに2兆円を下回っており、薄商いの中を断続的なインデックス売買に振らされている状況であろう。週末に先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えて、大きなトレンドが出難いところであり、短期筋の個別物色に向かいやすい。

 その動きが顕著に表れていたのが、防衛関連への資金集中であった。韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は、北朝鮮北西部・東倉里のミサイル発射場で、撤去した施設の一部を復旧する動きが把握されたことを明らかにしたとの報道が手掛かり材料となっていた。資金の逃げ足は速いだろうが、方向感の掴みづらい状況の中、一部の材料株に短期筋の資金が集中しやすい需給状況が続きそうである。

 また、日経平均は21500円台での攻防になりそうだが、メジャーSQを控え、21500円処での底堅さを見せるようであれば安心感につながる。しかし、昨日は5日線を下回って終えていることもあり、21500円を割り込んでくるようだと、心理的には短期筋の売り仕掛け的な動きが警戒されそうである。
《AK》

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