May 20, 2019 / 11:36 PM / a month ago

売り先行もソフトバンクGが下支え


*08:31JST 売り先行もソフトバンクGが下支え
 21日の日本株市場は売り優勢ながらも、次第に底堅さが意識されそうである。20日の米国市場は、複数の企業が中国通信機器メーカーの華為技術(ファーウェイ)との取引を事実上禁じる米政府方針を順守することが報じられ、米中関係の更なる悪化懸念からハイテク株を中心に売りが先行した。この流れからシカゴ日経225先物清算値は大阪比165円安の21145円と下げており、これにサヤ寄せする格好から売りが先行しよう。

 一方で、円相場は1ドル110円台と小康状態であるほか、グーグルなどが米政府のファーウェイ排除方針に順守するとの報道は前日段階で伝えられており、織り込まれている状況であろう。また、通信大手のTモバイルとスプリントは、米連邦通信委員会(FCC)のパイ委員長が両社の合併計画を承認委員会に推薦する意向を示したことで大幅に上昇。ADR市場ではソフトバンクG9984も上昇しているため、指数インパクトの大きいソフトバンクGが日経平均を下支えする格好になりそうだ。

 日経平均は足元で下値を切り上げる格好でのリバウンド基調をみせてきており、押し目を拾う動きは次第に高まる可能性はある。一方で連日の上ヒゲ形成で75日線や一目均衡表の雲上限が抵抗として機能しており、同水準が上値抵抗線として意識されている。米中貿易摩擦は、6月下旬に開催予定の主要20カ国・地域(G20)首脳会議で米中首脳会談を予定していることから、それまでは解決することは考えづらい。そのため、抵抗線突破は考えづらい半面、底堅さは意識されてくるだろう。売り一巡後は5日線レベルでの底堅さを見極めたいところである。

 物色としてはソフトバンクGのほか、内需系中心にはなりそうだが、好業績や割安感のある銘柄などへの押し目を狙う展開になろう。その他、昨日の朝方の上昇については、GDPのサプライズにアルゴリズムが反応したとの見方がされていた。売買代金も2兆円を下回っている状況であり、薄商いの中でアルゴにより先物が反応した格好のようである。消費増税の再延期への思惑も根強く、要人発言等にも注視する必要がありそうだ。
《AK》

当コンテンツはFISCOから情報の提供を受けています。掲載情報の著作権は情報提供元に帰属します。記事の無断転載を禁じます。当コンテンツにおけるニュース、取引価格、データなどの情報はあくまでも利用者の個人使用のために提供されているものであって、商用目的のために提供されているものではありません。当コンテンツは、投資活動を勧誘又は誘引するものではなく、また当コンテンツを取引又は売買を行う際の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。当コンテンツは投資助言となる投資、税金、法律等のいかなる助言も提供せず、また、特定の金融の個別銘柄、金融投資あるいは金融商品に関するいかなる勧告もしません。当コンテンツの使用は、資格のある投資専門家の投資助言に取って代わるものではありません。提供されたいかなる見解又は意見はFISCOの見解や分析であって、ロイターの見解、分析ではありません。情報内容には万全を期しておりますが、保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。

【FISCO】

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below