July 7, 2019 / 11:48 PM / 13 days ago

ETF決算に絡んだ需給影響を見極め


*08:43JST ETF決算に絡んだ需給影響を見極め
 8日の日本株市場は、米株安の流れからやや売りが先行しようが、その後は底堅さが意識されそうである。祝日明け5日の米国市場は、NYダウが43ドル安だった。注目された雇用統計については、非農業部門雇用者数が前月比22.4万人増と予想を大きく上振れ、早期利下げ期待が後退したことが売りにつながった。ただし、小幅な下げにとどまっており、市場反応は限られよう。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円安の21645円となり、朝方はこれにサヤ寄せする格好になりそうだ。

 一方で、米長期金利の上昇で金融セクターに買いが広がったほか、円相場は1ドル108円半ばと円安に振れて推移しており、これが下支えになりそうである。とはいえ、上場TPX1308、225投信1321、上場2251330などETFの決算となるため、これに伴う分配金捻出の為の売り需要の影響を見極めることになるだろう。既に警戒されている要因であり、機械的に売られるため、需給悪化も一時的とみられるが、本日と10日に大量の売りが出るため、本日の処は影響を見極める中で、動きづらいところである。そのため、影響を避ける格好から、新興市場の中小型株への資金シフトが意識される。

 ただし、この一時的な需給要因については、影響を警戒した先回り的な動きも出ていると考えられるため、一巡後のショートカバーも意識されてくるだろう。また、日経平均は5月の大型連休後に空けたマドを埋めつつあり、5月以降の下落に対する需給整理は一巡している。積極的な上値追いの動きはないとしても、一時的な要因から調整局面での押し目狙いの動きも出てくると考えられる。

 その他、今週は200社程度の決算が予定されており、小売決算のピークとなる。それ以外では11日に安川電機6506の決算が予定されている。下方修正への警戒もある中で、アク抜けとなるようだと、7月後半から本格化する3月期決算企業への見直しへもつながる可能性がありそうだ。
《AK》

当コンテンツはFISCOから情報の提供を受けています。掲載情報の著作権は情報提供元に帰属します。記事の無断転載を禁じます。当コンテンツにおけるニュース、取引価格、データなどの情報はあくまでも利用者の個人使用のために提供されているものであって、商用目的のために提供されているものではありません。当コンテンツは、投資活動を勧誘又は誘引するものではなく、また当コンテンツを取引又は売買を行う際の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。当コンテンツは投資助言となる投資、税金、法律等のいかなる助言も提供せず、また、特定の金融の個別銘柄、金融投資あるいは金融商品に関するいかなる勧告もしません。当コンテンツの使用は、資格のある投資専門家の投資助言に取って代わるものではありません。提供されたいかなる見解又は意見はFISCOの見解や分析であって、ロイターの見解、分析ではありません。情報内容には万全を期しておりますが、保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。

【FISCO】

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below