December 1, 2019 / 11:44 PM / 14 days ago

米ブラックフライデーの好調が下支え


*08:38JST 米ブラックフライデーの好調が下支え
 2日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が続きそうだ。11月29日の米国市場は、午後1時までの短縮取引だったが、NYダウは112ドル安だった。米国での香港人権・民主主義法案の成立で米中協議の先行き懸念から、終日軟調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円高の23330円。円相場は1ドル109円50銭台で推移している。

 米中協議の先行き不透明感から手掛けづらい相場展開になりそうである。また、原油先物相場が大きく下げていることもあり、エネルギー株への重石になりそうだ。一方で、米年末商戦の開始を告げるブラックフライデーの好調が伝えられている。セールスフォース・ドット・コムによれば、今年のブラックフライデーはオンラインでの売上高が74億ドル(約8100億円)に達する見通しで、前年を16%上回ると報じられている。米年末商戦への期待が相場の下支えとして意識されやすいだろう。

 米中協議を巡る不透明要因では、トランプ大統領が「香港人権・民主主義法」に署名したことを受け、中国は報復措置として米企業の排除を検討しているとも伝えられており、警戒感が高まっている。一方で、中国指導部はなお、国内景気の下支えに向けて、米国との貿易合意を望んでいるとも伝えられており、米中交渉の進展期待も根強い。

 もっとも、先週の日経平均は続落とはなったが、マザーズ指数の強い動きが続くなど、個人主体の中小型株物色が活発であった。そのため、日経平均のこう着ほどセンチメントは悪くないとみておきたい。また、米ブラックフライデーの好調が伝えられている中、週明けのサイバーマンデーへの期待も高まろう。

 米中協議の行方や香港情勢などへの報道に振らされやすいだろうが、依然として調整局面での押し目買い意欲は強いと考えられる。中小型株の需給状況も改善傾向にある中、底堅い相場展開が意識されやすい。
《AK》

当コンテンツはFISCOから情報の提供を受けています。掲載情報の著作権は情報提供元に帰属します。記事の無断転載を禁じます。当コンテンツにおけるニュース、取引価格、データなどの情報はあくまでも利用者の個人使用のために提供されているものであって、商用目的のために提供されているものではありません。当コンテンツは、投資活動を勧誘又は誘引するものではなく、また当コンテンツを取引又は売買を行う際の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。当コンテンツは投資助言となる投資、税金、法律等のいかなる助言も提供せず、また、特定の金融の個別銘柄、金融投資あるいは金融商品に関するいかなる勧告もしません。当コンテンツの使用は、資格のある投資専門家の投資助言に取って代わるものではありません。提供されたいかなる見解又は意見はFISCOの見解や分析であって、ロイターの見解、分析ではありません。情報内容には万全を期しておりますが、保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。

【FISCO】

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below