December 19, 2019 / 11:56 PM / a month ago

中小型株シフトが強まる


*08:49JST 中小型株シフトが強まる
 20日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が続きそうである。19日の米国市場ではNYダウが137ドル高だった。週間新規失業保険申請件数が前週から大きく減少したことや、マイクロン・テクノロジーの決算評価の流れなどが材料視されている。しかし、シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円安の23785円と反応はみられず、円相場は1ドル109円30銭台とやや円高に振れて推移していることもあり、方向感を掴みづらくさせそうだ。

 米国市場の上昇は安心感につながるが、市場参加者は限られており、昨日の225先物の日中出来高は25000枚程度まで減少している。インデックスに絡んだ商いは限られており、年末を控えたポジション調整の動きにとどまりそうである。日経平均の24000円突破を意識した材料はなく、一方で下を売り込む流れもなさそうである。また、米国ではマイクロン・テクノロジーの上昇がハイテク株の支援材料にはなっているが、個別では高安まちまちであるため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への波及も限られそうである。

 薄商いの中をファーストリテ9983やソフトバンクG9984などのリバランス中心の商いに振らされる格好であろう。そのため、物色は個人主体のIPO銘柄を中心とした中小型株によりシフトしやすいところである。また、来週はクリスマスの祝日を迎えることもあり、より参加者が限られてくるため、中小型株シフトが強まる。もっとも、年末高を意識した流れや来年を意識した中長期スタンスでの物色もそれ程出ていないとみられ、しばらくはIPO銘柄での循環物色といったところであろう。

 なお、日経平均は高値圏でのもち合いが続いており、先週末の大きくマドを空けて上昇した反動といった面もあるため、買い戻しというよりは、利益確定売りといった需給が上回っているようである。テクニカル面ではマドを空けての上昇以降のもち合いから、アイランドリバーサル形状を形成。突発的なネガティブ材料からのギャップダウンによって、アイランドリバーサル形状が完成する可能性はゼロではないが、米中関係の一時休戦的な合意もあり、トレンド悪化への可能性は低いだろう。一方で、マド上限である23775円処を割り込まずに底堅い展開が続くようだと、参加者が戻るクリスマス明け以降の強いトレンド形成が期待されてくるとみておきたい。
《AK》

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