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アップル決算評価で75日線が心理的な支持線として機能する可能性


*08:30JST アップル決算評価で75日線が心理的な支持線として機能する可能性
 29日の日本株市場は、狭いレンジながらも直近の下げに対する自律反発が期待されそうである。28日の米国市場では、NYダウが187ドル高と上昇。引け後に予定される携帯端末のアップルや半導体のアドバンスド・マイクロ・デバイシズ(AMD)の好決算への期待が広がり、テクノロジー株を中心に上昇した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比180円高の23340円。円相場は1ドル109円10銭台で推移している。

 中国の新型肺炎の感染拡大が警戒される状況には変わりないが、米国市場がアップル決算などに関心が向かった状況は安心感につながる。取引終了後に決算を発表したアップルは、売上高、1株利益ともに予想を上振れており、時間外取引で上昇して推移しており、5G関連への支援材料になりそうである。

 一方でAMDは、パソコン向けは好調だったが、データセンター向けの販売が市場予想ほど増えなかった。20年1-3月期の売上高見通しも市場予想に届かなかったことから、時間外では下げており、強弱感が対立しやすい面はある。そのため、買い先行後はこれまで同様、こう着感の強まりやすい相場展開が意識される。

 それでもテクニカル面では75日線が心理的な支持線として機能する可能性が高まっているため、値ごろ感からの買いも意識されやすい。一方で、連日売買が活況となっている新型肺炎関連の銘柄については、選別色が強まりやすく、資金の逃げ足の速さも目立ってきている点には注視したい。物色の範囲においても、急騰していたマスク関連は利食いが出やすく、治験、臨床検査、医薬品、バイオなど物色対象に広がりをみせてきているため、資金シフトも早まろう。

 なお、世界市場をけん引してきた米国では、需給面が下支えとして意識される。米国では前年に納めた所得税を、年明けの確定申告で取り戻すことが一般的であり、1月末ごろからは税還付によって市場に流入する需給が押し上げ要因となる。米国の底堅い動きが安心感につながる可能性はありそうだ。
《AK》

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