June 3, 2020 / 11:55 PM / a month ago

過熱感警戒も順張りスタンスでの物色が継続


*08:50JST 過熱感警戒も順張りスタンスでの物色が継続
 4日の日本株市場は、堅調な相場展開が見込まれる。3日の米国市場はNYダウが527ドル高と続伸。中国の5月サービス業PMIが予想外のプラス成長に回復したほか、米国の5月ADP雇用統計やISM非製造業指数も予想を上回ったためV字型回復への期待から大きく上昇した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比185円の22915円。円相場は1ドル108円90銭台と円安に振れて推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行のスタートとなりそうだ。米経済指標の改善はある程度は想定されていたが、予想を上回る改善だったこともあり、経済活動再開の流れによる景気回復期待がより高まりやすく、買い戻しの流れが強まりそうである。

 また、これまでの急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されているが、昨日の日経平均の動きをみても、買い一巡後に弱含む局面が幾度かみられたが、その後速い段階で出直りをみせており、売り方は仕掛けづらい需給状況であろう。先物市場ではゴールドマンの買いが目立っており、海外勢の買い戻しの流れが強まっているとの見方にもつながりそうだ。

 シカゴ先物にサヤ寄せする流れから、指数インパクトの大きい銘柄が日経平均をけん引するほか、銀行や自動車など新型コロナで大きく影響を受けた銘柄を見直す流れも意識されやすいところである。原油相場の強い動きもみられており、資源セクターへの見直しも期待されるところである。日経平均は23000円が射程に入ってきており、リスク選好地合いが強まる格好になりそうだ。

 一方で、新興市場の中小型株については、特に過熱感が警戒されてきている。そのため、相対的に出遅れている銘柄等を探る動きも次第に意識されてきやすい。とはいえ、需給が良好な状態であり、順張りスタンスでの物色が継続するだろう。新型コロナの影響で一気に需給整理が進んだ後の上昇が故に、相当トレンドが出やすい状況でもある。
《AK》

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