June 7, 2020 / 11:51 PM / a month ago

買い一巡後は方向感が掴みづらくなる可能性は意識


*08:47JST 買い一巡後は方向感が掴みづらくなる可能性は意識
 8日の日本株市場は、堅調な展開が見込まれる。5日の米国市場では、NYダウが800ドルを超える上昇となったほか、ナスダックは最高値を更新した。5月の雇用統計で予想以上に速い雇用の回復が示されたためV字型回復期待が高まり、投資家心理の改善で買いが先行した。トランプ大統領が会見で、給与税減税など一段の刺激策を要請していく方針を示すと上げ幅を拡大し、終日堅調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比270円高の23140円。円相場は1ドル109円60銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、先物主導によるインデックス買いが日経平均を押し上げる格好になりそうだ。節目の23000円を一気に突破してくることになり、ショートカバーの流れも強まりやすいだろう。また、出来高も低水準の状況が続いていることもあり、インデックス買いによってトレンドが強まりやすいところでもある。

 ただし、週末に先物オプション特別清算指数算出(SQ)を控えていることもあり、指数の上振れによるヘッジの動きは意識されるだろうが、ロールオーバー中心の売買であるため、買い一巡後は方向感が掴みづらくなる可能性は意識しておきたいところ。23000円回復後に動きが鈍るようだと、達成感を意識した利益確定の流れにも向かいやすいところであろう。

 物色としては、先物主導のインデックス買いにより、指数インパクトの大きい値がさ株などがけん引する格好。ただ、買い一巡後は新型コロナの影響を大きく受けていたセクターや銘柄を見直す流れに向かいやすいだろう。また、原油先物相場は1バレル40ドルに迫っているほか、OPECとロシア等は減産合意を来月末まで延長することで合意している。資源株等も相当売り込まれていたセクターでもあるため、見直し余地はありそうだ。

 一方で、先行して上昇していた新興市場の中小型株については、利益確定の流れが出やすいほか、出遅れている銘柄を探る動き等、物色対象に変化がみられてくる可能性がありそうだ。
《AK》

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