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楽観視は出来ないものの、自律反発に向かわせやすい


*08:45JST 楽観視は出来ないものの、自律反発に向かわせやすい
 5日の日本株市場は、自律反発を意識した相場展開が見込まれる。2日の米国市場ではNYダウが134ドル安だった。トランプ大統領の新型コロナ感染で政局不安が広がったほか、9月雇用統計で雇用者数の伸びが予想以上に鈍化したことが嫌気されたが、ムニューシン財務長官は検査で陰性が明らかになり、ペロシ民主党下院議長との追加経済救済策の交渉を継続と伝わったことから下げ幅を縮めている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比195円高の23175円。円相場は1ドル105円30銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行の展開になりそうだ。先週末の急落局面においてはグローベックスの米株先物はNYダウ先物が500ドル程度下落していたことを織り込んでおり、自律反発に向かわせやすいだろう。また、楽観視は出来ないものの、トランプ大統領は症状の回復が続いており、早ければ5日に退院する可能性があると、担当医師の発言が伝わっている。報道通りとなれば、コロナに打ち勝った大統領として選挙戦を展開する格好となり、市場は評価材料として受け止める可能性がある。先週末の急落時においては売り仕掛け的な売買が入っていると考えられ、ショートカバーに向かわせやすいだろう。

 もっとも、積極的に買い上がる地合いではなく、あくまでも買い戻しが中心になりやすい。そのため、日経平均は足元のレンジ内での推移が継続。ただ、心理的にはこれまで同様、23000円処での底堅さが意識されるため、押し目買い意欲は強そうである。米国市場では半導体株の弱さが目立っているが、バリューシフトには向かわず、コア30など主要銘柄の一角に資金が向かいやすいとみておきたい。

 物色の流れとしては個人主体の資金はIPO銘柄での値幅取りに向かいやすいほか、菅新政権による政策期待から政策に絡んだ銘柄への循環物色を想定。また、今週からノーベル賞が発表されるため、関連するテーマ株等へは思惑的な資金が向かいやすいだろう。そのほか、今週辺りから小売企業の決算発表が本格化してくるため、決算を手掛かりとした物色が意識されそうだ。
《AK》

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