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方向感に欠けるなかでこう着感の強い相場展開に


*08:13JST 方向感に欠けるなかでこう着感の強い相場展開に
 18日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が見込まれる。17日の米国市場ではNYダウが54ドル安だった。インフレ高進への警戒感が根強く、長期金利の上昇で終日軟調に推移。その後、連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長が緩和縮小協議は時期尚早であるとの考えを再表明すると、引けにかけて下げ幅を縮小した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円高の27785円。円相場は1ドル109円10銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から小動きで始まった後は、方向感に欠けるなかでこう着感の強い相場展開となりそうである。ただし、昨日の段階で買い一巡後は戻り売りに押されていたほか、引き続き市場参加者は限られていることもあり、米株安に対する市場反応も限られるため、下値の堅さが意識されるようであれば押し目拾いの動きも見られてくるだろう。

 また、昨日は指数インパクトの大きい値がさ株の下落影響が目立っていたが、一方で決算を手掛かりとした物色は見られており、指数の下落ほど地合いの悪さは感じられていないだろう。米国のインフレ警戒のほか、新型コロナウイルスの感染拡大への不透明感から積極的な売買は手控えられるものの、業績などを手掛りとした個別対応での物色は意識されやすいと考えられる。

 そのほか、NT倍率は低下傾向を見せてきており、グロースからバリューへのシフトが意識されている。ワクチン接種の遅れが市場心理の足かせとなり、商いが膨らみづらい状況となっているものの、多くの自治体で高齢者への接種が始まり、ワクチン接種は今後数週間で大きく加速すると見られている。そのため、バリューへのシフトは緩やかに進むと考えられることから、バリュー株の押し目拾いを意識しておきたい。

 テクニカル面では日経平均は26週線を割り込んでいるため、まずは28000円辺りを固めておきたいところであり、その後26週線が位置する28500円近辺を意識。一方でTOPIXは26週線近辺での推移であるため、底堅さを見極めつつリバウンドのタイミングを狙うスタンスとなろう。
《AK》

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