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米国の景気敏感株物色や足元の円安基調なども支援材料に


*08:19JST 米国の景気敏感株物色や足元の円安基調なども支援材料に
 28日の日本株市場は買い優勢の相場展開になりそうだ。27日の米国市場ではNYダウは141ドル高だった。週次新規失業保険申請件数はパンデミックが始まって以来の最低水準に改善し、労働市場の改善が加速しているとの見方から景気敏感株を中心に買われた。一方、長期金利が上昇したことはナスダックの重石に。シカゴ日経225先物清算値は大阪比320円高の28850円。円相場は1ドル109円80銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形からギャップスタートとなろう。これにより日経平均は上値抵抗として意識されていた25日線を上放れてくる可能性が高く、29000円を意識したトレンド形成に向かいやすいだろう。また、需給面での重荷となっていたMSCIのリバランスが通過したこともあり、よりインパクトが出やすいところである。米国では景気敏感株中心に買われる一方でハイテク株などは長期金利の上昇から上値を抑えられているものの、シカゴ先物にサヤ寄せする形からのギャップスタートとなることから、指数インパクトの大きい値がさ株の影響は大きい。

 また、円相場は1ドル109円80銭台で推移していることもあり、足元の円安基調なども支援材料になりやすい。一方で緊急事態宣言が6月20日まで延長されることになるため、経済活動の正常化が遅れるとの見方も高まりやすくなる。米国では正常化が進んでいるといった動きからは温度差が大きく、買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性はありそうだ。延長発表後のアルゴ発動によるショートの動きなどにも注意する必要があると考えられる。とはいえ、ワクチンの大規模接種によってワクチン接種の動きは加速していくなか、押し目買い意欲は強そうだ。

 物色の流れとしては買い一巡後は景気敏感株などにシフトしやすいと思われるが、成長が見込まれるハイテク株への押し目拾いも意識。また、ナスダックの上値の重さが影響してマザーズ指数自体は25日線での攻防が意識されやすいだろうが、足元で強いトレンドが継続している銘柄などへは順張り投資での買いが続く可能性は高そうだ。
《AK》

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