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売り先行も全体としては底堅い相場展開が見込まれる


*08:14JST 売り先行も全体としては底堅い相場展開が見込まれる
 4日の日本株市場は、売り先行後は底堅さが意識されそうである。3日の米国市場ではNYダウが23ドル安だった。週次新規失業保険申請件数と5月ADP雇用統計がともに市場予想を上回り、明日の雇用統計も強い内容になるとの見方が広がった。連邦準備制度理事会(FRB)が早期に金融緩和の縮小に舵を切るのではとの警戒感からハイテク株などを中心に利益確定の動きとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円安の28995円。円相場は1ドル110円30銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行の展開となろう。米国同様、雇用統計の内容を見極めたいほか、週末要因もあって積極的な売買は手控えられそうである。もっとも、緩和縮小からの長期金利の上昇、そしてハイテク株への売りの流れとはなったものの、長期金利は比較的落ち着いた値動きを見せていることもあり、これまでの様な売り仕掛け的な動きと違い、利益確定売りの範囲内だろう。

 そのため、朝方こそ短期筋の売り仕掛けの動きも出やすいと考えられるものの、ショートカバーも早いため、売り込まれる局面においては押し目狙いのスタンス。また、昨日はファーストリテ
9983が4%を超える下落から日経平均を約132円押し下げる形だったため、ファーストリテが落ち着いた値動きを見せてくるようでれば、日経平均の下支えとして意識されよう。また、利食い優勢とはいえ為替円安基調からハイテク株への押し目買い意欲は強いと考えられるほか、トヨタ7203など自動車株への物色も根強い。金利上昇への思惑からメガバンク等への物色も意識されることから、全体としては底堅い相場展開が見込まれる。

 日経平均は75日線が上値抵抗線として意識される一方で、25日線が支持線として機能している。ただし、25日線からは下値を切り上げる形から上放れての推移であり、狭いレンジながらも短期的には煮詰まり感が台頭。29000円まで上昇した後のポジション調整等も一巡したと見られることから、目先的には75日線突破を想定したスタンスになりそうだ。
《AK》

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