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リフレトレードの巻き戻しの動きが波及


*08:20JST リフレトレードの巻き戻しの動きが波及
 21日の日本株市場は波乱含みの相場展開になりそうだ。18日の米国市場ではNYダウが533ドル安と大幅に下落。セントルイス連銀のブラード総裁によるタカ派発言を警戒し売りが先行した。インフレ高進や早期の緩和縮小への警戒感に加え、株価指数先物、オプションなど4商品の清算日が重なるクアドラプル・ウィッチングで調整にも拍車がかかり、大幅下落となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比415円安の28515円。円相場は1ドル110円10銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、ギャップダウンで始まることになり、日経平均は支持線として意識されていた25日線を一気に割り込んでくることになる。インデックスに絡んだ売買が集中することから、オーバーシュート気味に下落幅を広げてくる可能性もありそうだ。ただし、米国市場の動きについては景気敏感株を中心とした利益確定の動きが強まった形であり、相対的にハイテク株などの下落幅は小さい。

 また、先週末の日本株市場においても景気敏感株への売りが加速しており、日経平均の下落率に対して、TOPIXの下落率の大きさが目立っていた。リフレトレードの巻き戻しの動きはある程度想定されていたと考えられ、売り一巡後は押し目狙いの動きも意識されやすいところであろう。また、長期金利は低下していることもあり、過度に警戒感が強まる流れにはなりづらいとも考えられる。米国では経済活動の正常化の動きから利上げ観測が高まるものの、国内においてはようやくワクチン接種が加速しているところであり、経済活動の正常化に向けた物色余地は残る。

 緊急事態宣言解除によっていったんは材料出尽くし感も意識されやすい面はあるものの、押し目買い意欲は強そうである。もっとも、今週は13社のIPOが予定されており、投資資金が分散することが警戒されるものの、個別対応での物色が意識される。リフレトレードの巻き戻しによりハイテクなどグロース株への見直しも見られそうである。目先的にはグローベックスの米株先物を睨みながらの相場展開になりそうだが、押し目買いの好機になるとの見方も。
《AK》

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