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押し目待ち狙いの買い意欲は高まりやすく、下値の堅さは意識される


*08:29JST 押し目待ち狙いの買い意欲は高まりやすく、下値の堅さは意識される
 25日の日本株市場は、前日の上昇に対する利益確定の動きは入りやすいものの、底堅さが意識される相場展開になりそうだ。24日の米国市場は感謝祭の祝日で休場。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円高の28380円と薄商いのなかで小動き。円相場は1ドル138円60銭台で推移している。米国市場が休場のため海外勢のフローは限られることから、大きなトレンドは出にくいことから、短期的な先物市場の動向に振らされやすい面はありそうだ。また、ハンセン指数などアジア株の動向を手掛かりとした仕掛け的な動きも入りやすいだろう。

 ただし、基本的には短期中心の商いとみられるため、売り買いともに大きく振らされる局面においては、その後のカバーを狙った動きになりそうだ。感謝祭明け後に本格化するクリスマス商戦への期待感はそれほど高まっていないと考えられ、期待感からの買いは積み上がっていないだろう。一方で、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、大半の当局者が利上げペースを緩める必要があるとの認識を示していたことが明らかになったことが引き続き材料視されやすく、リバランスに伴うショートカバーの動きは継続しやすい。

 また、欧州中央銀行(ECB)の10月の政策決定会合議事要旨において、12月会合で0.75%の利上げ支持が大半だが、少数ではあるものの0.50%利上げの主張があったようだ。ECBにおいても利上げペースの減速への思惑が高まる可能性があることから、押し目待ち狙いの買い意欲は高まりやすく、下値の堅さは意識されそうだ。

 昨日の日経平均は取引開始直後に28500円を回復した後は、こう着感が強まったものの、ボリンジャーバンドの+2σを上回ってきたことから、短期的には過熱感が警戒されやすい水準だった。本日は海外勢のフローが限られるほか、週末要因もあって利益を確定させる動きが優勢になりそうだが、リバウンド基調が継続するなかでは過熱を冷ます調整との見方に向かわせそうだ。物色の流れとしてはこう着の中で個人主体の資金が中心になりやすく、中小型株のほか材料性のある銘柄での短期的な値幅取り狙いの動きに向わせよう。


《AK》

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