October 30, 2019 / 7:12 AM / in 16 days

富士通、NEC、オムロンなど


6702  富士通  9697  +697急伸で高値更新。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業益は677億円で前年同期比4.3倍となり市場予想を400億円近く上回った。また通期予想も1300億円から1600億円に増額、減益予想から一転して22.9%の増益を見通す。PC買い替え特需などの影響もあり、システムプラットフォームやユビキタス事業などが想定を上回ったとみられる。第1四半期決算に続くポジティブなインパクトと捉えられる形に。

6701  NEC  4360  -270大幅反落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期調整後営業益は478億円で前年同期比209億円の増加となった。会社計画を100億円程度上振れたようだ。パブリックやシステムプラットフォームなどが大幅な増益となっている。ただ、エンタープライズでの不採算案件発生、国内ITサービスの受注減少などのネガティブ要素も散見されており、ここ1年で大きく株価が上昇してきたなか、利食い売りの契機にもつながる形へ。

9697  カプコン  2641  -241急反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は140億円で前年同期比33.2%増益となった。ただ、第1四半期の同50.8%増に対して7-9月期は同16.4%増と増益率は鈍化、市場予想も10億円近く下回っており、過度な期待感後退の展開になっているようだ。モバイルゲーム関連の一時費用約10億円発生のほか、『モンスターハンターワールド:アイスボーン』の出足が期待と比べてやや伸び悩みとみられている。

6645  オムロン  6420  -350大幅反落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は157億円で、市場予想を30億円程度上回る着地になった。一方、通期予想は575億円から450億円にまで下方修正している。業績予想は保守的との見方が強いほか、発行済み株式数の2.43%に当たる500万株を上限とする自社株買いの実施も発表しているが、足元での株価上昇ピッチが速かったこともあって、想定以上の減額修正をマイナス視する動きが優勢。

5214  日電硝  2427  -78大幅反落。前日に第3四半期の決算を発表している。7-9月期営業利益は33億円で前年同期比37.4%減益、市場予想は7億円程度下回り、今期に入って3期連続での3割減益となっている。液晶ガラスの出荷低迷継続が業績伸び悩みの主因。通期計画の180億円、前期比27.6%減益は据え置いているものの、液晶パネルの減産が続く中で達成へのハードルは高いといった見方に。

7251  ケーヒン  2298  +400ストップ高。日立6501とホンダ7267が傘下の自動車部品メーカー4社を合併して新会社を設立すると一部で報じられた。同社のほか、合併対象となるショーワ7274や日信工業7230も急騰した。仮に合併が実現した場合、新会社の売上高は単純合算で約1.8兆円となり、国内3位の規模になる見通し。再編プレミアムへの期待に加え、スケールメリット効果への期待も高まった形だ。

2002  日清粉G  2238  +184急伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は141億円で前年同期比2.0%減益となったが、第1四半期の2ケタ減益から7-9月期は2ケタ増益に転換している。市場予想を10%程度上回る着地に。通期予想も300億円から295億円に下方修正しているが、コンセンサスは依然上回っている状況。北米製粉事業の落ち込みが想定より縮小との見方が多い。北米事業の減損計上によるあく抜け感なども優勢に。

2229  カルビー  3605  +235急伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は133億円で前年同期比12.9%増益、計画値を15億円上回ったほか、コンセンサスも上振れている。通期計画は据え置いているものの、上振れの可能性は高まったとの見方に。国内販売増や販売費用の抑制が寄与したほか、想定ほど原材料費上昇の影響も強まらなかったとみられる。また、値上げによる数量減の影響も限定的にとどまったもよう。

9437  NTTドコモ  2919.5  +47.5続伸で高値更新。前日に第2四半期の決算を発表している。7-9月期営業利益は2615億円で前年同期比13.0%減益となった。新料金プランへの移行がやや遅延していること、契約数やスマホ利用数が計画を上回っていることなどが背景。また、経費の増額などで通期予想に変更はないが、ARPUの増加等により営業収益のみ上方修正している。モバイル通信サービス収入の増額などもポジティブ視されているようだ。

8604  野村  510.0  +11.1反発で高値更新。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期税引前利益は1285億円で前四半期比72%増益となっている。NRI4307の売却益や税金費用の減少などが大幅増益の背景、本業ベースではリテールの苦戦が続く形となっている。決算数値自体のサプライズは限定的であるものの、全体地合いが堅調持続のなかで、コスト削減策の順調な進展、ホールセール部門の底堅い推移などを評価する動きが先行。


《US》

当コンテンツはFISCOから情報の提供を受けています。掲載情報の著作権は情報提供元に帰属します。記事の無断転載を禁じます。当コンテンツにおけるニュース、取引価格、データなどの情報はあくまでも利用者の個人使用のために提供されているものであって、商用目的のために提供されているものではありません。当コンテンツは、投資活動を勧誘又は誘引するものではなく、また当コンテンツを取引又は売買を行う際の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。当コンテンツは投資助言となる投資、税金、法律等のいかなる助言も提供せず、また、特定の金融の個別銘柄、金融投資あるいは金融商品に関するいかなる勧告もしません。当コンテンツの使用は、資格のある投資専門家の投資助言に取って代わるものではありません。提供されたいかなる見解又は意見はFISCOの見解や分析であって、ロイターの見解、分析ではありません。情報内容には万全を期しておりますが、保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。

【FISCO】

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below