May 11, 2020 / 7:12 AM / 21 days ago

SUMCO、NEC、クックパッドなど


9792  ニチイ学館  1455  +300ストップ高。MBOを実施して株式の非公開化を目指すと発表している。米投資ファンドのベインキャピタルの子会社を通じて全株式の取得を目指し、TOB価格は1500円としている。先週末終値に対するプレミアムは約30%となる。社外からの人材投入などで既存事業の収益力を高め、拠点の拡大などで競争力を高めていく方針のもよう。買付期間は5月11日から6月22日まで。TOB価格完全サヤ寄せの動きとなっている。



4544  みらかHD  3050  +501ストップ高。子会社の富士レビオが4月27日に厚労省に製造販売承認を申請した、新型コロナウイルスの簡易診断ができる「抗原検査」の検査キットが、13日にも薬事承認される見通しと伝わっている。通常、検査薬の承認には数カ月程度かかるが、大幅にその期間が短縮される見通し。同キットは15分前後で判定が可能であり、遅れが指摘されている検査規模の拡大につながるとの期待感が優勢に。



3436  SUMCO  1639  +90大幅続伸。先週末に第1四半期決算を発表。営業益は前年同期比41.2%減の116億円、会社計画の90億円を大きく上回った。数量回復やコスト削減により、前四半期82億円との比較では収益水準が膨らむ形に。4-6月期見通しは120億円、前年同期比では2ケタ減益だが、前四半期比では増益が続く見込み。シリコンウエハの強い引き合いなども強調されているもようで、想定以上のペースでの業績回復を評価する動きに。



6701  NEC  4290  +190大幅続伸。先週末に業績予想の上方修正を発表。営業利益は従来の1100億円から1270億円に、純利益は650億円から1000億円に増額した。売上増に伴うシステムプラットフォーム事業やネットワークサービス事業、社会公共事業などの改善に加えて、子会社清算結了に伴う税金費用の減少も最終益の押し上げ要因となった。1220-1230億円レベルのコンセンサス水準も上回る業績上振れを好感する動きが優勢に。



2326  デジアーツ  7430  +1000ストップ高。先週末に20年3月期決算を発表、営業益は23.3億円で前期比11.5%減益となった。従来予想の20.5億円を上回った。また、21年3月期は35.5億円で同52.5%増と大幅増益の見通し。主力の企業向け市場の順調な拡大に加え、公共向け市場における「GIGAスクール案件」での受注増を反映しているもよう。年間配当金も前期の50円から55円に増配方針。想定以上の大幅増益見通しが好感された。



6727  ワコム  457  +80ストップ高。先週末に20年3月期決算を発表、営業益は55.7億円で前期比34.1%増、従来計画の52億円を上回った。年間配当金も従来計画の6.50円から7.00円に増配。一方、21年3月期は56-65億円のレンジ見通し、下限水準でも増益を確保する見通し。配当金も7.50円に引き上げ計画。堅調な業績推移評価に加えて、中期的な在宅勤務・オンライン教育拡大によるペン需要の増加期待なども高まった。



3666  テクノスJPN  513  +80ストップ高。先週末に業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来の1億円から2.8億円にまで増額修正している。新規案件の獲得、業務効率化や経費削減などの施策推進効果が上振れの背景としている。前期比減益決算ではあるものの、第3四半期までは前年同期比95.9%の大幅減益であり、1-3月期は大幅増益に転じる形となっていることから、業績モメンタムの急速な改善が意識される状況にもなっているようだ。



2193  COOKPAD  306  -41急落。先週末に発表した決算が嫌気材料視される。第1四半期営業利益は1.9億円で前年同期比35.7%減益、国内レシピサービス広告売上が減少したこと、通信キャリアとのレベニューシェア型売上が減少したことが減益決算の背景に。会社側では業績予想を非開示としているが、通期の市場コンセンサスは増益転換とみられ、内食シフトによる恩恵も期待されていたため、減益決算をネガティブ視する動きが優勢に。



7587  PALTEK  530  +80ストップ高。先週末に第1四半期決算を発表、営業益は2.1億円で前年同期比2.5倍と大幅増益に。つれて、上半期予想は従来の0.5億円から2.4億円にまで上方修正。5Gインフラの通信機器、計測機器向けなどへのFPGAの販売、海外携帯向けへのメモリ製品の販売などが想定よりも好調のもよう。新型コロナウイルスの影響拡大も懸念されるが、高い進捗率から上半期および据え置きの通期予想の上振れが想定される形に。



3449  テクノフレックス  969  +150ストップ高。先週末に発表した第1四半期決算が買い材料となっている。営業利益は7.6億円で、上半期計画11.5億円に対して67%の進捗率となっている。5G関連の設備需要を中心に利益率の高い真空機器の売上が増加したほか、大型案件の完工などにより消防設備工事も拡大した。5G関連分野の想定以上の業績貢献が意識され、見直しの動きが活発化する状況となっているもよう。


《US》

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