Reuters logo
飲酒運転がやめられない元兵士 判事と独房で一夜を過ごす
2017年9月19日 / 07:09 / 3ヶ月前

飲酒運転がやめられない元兵士 判事と独房で一夜を過ごす


*16:00JST 飲酒運転がやめられない元兵士 判事と独房で一夜を過ごす
 ほんの少しの優しさが、人を更生させるきっかけになることがあります。


 アメリカ人のジョー・サーナさん(JoeSerna)は、アフガニスタン紛争に従軍した元兵士。テロや爆弾が日常の戦地から帰還した勇者でした。


 しかし、退役してからは飲酒運転を繰り返し、逮捕されてしまったサーナさん。2016年、彼は飲酒が禁じられていた保護観察期間中にお酒を飲んでいないと「嘘をついた」として、留置所に一晩拘束されることになりました。


 サーナさんへの処遇を決めたノース・カロライナ州ファイエットビル裁判所のロー・オリベラ判事(LouOlivera)は、「彼には責任を果たす義務がありました。そこで、一晩拘束することにしたのです」とCBSイブニング・ニュースのインタビューに答えました。


 一方、サーナさんにとって、独房で過ごすことは、とてつもない苦痛でした。閉ざされた空間は、アフガニスタンでの記憶を甦らせる可能性があったのです。なによりも恐怖だったのは、彼のトラックが川に落ちた時のことでした。まったく身動きが取れない彼の足元に水が流れ込み、徐々に浸水した水は、アゴのところでやっと止まりました。サーナさんはなんとか脱出できましたが、同乗していた他の兵士たちは亡くなりました。その時の経験がトラウマとなり、彼は長い間PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しんでいたのです。


 独房に入ったとたんにフラッシュバックが起こり、不安に掻き立てられたサーナさん。すると、そこにオリベラ判事が現れました。サーナさんが怯えていることを知っていた判事は、彼と共に一夜を過ごすことを決めていたのです。


 判事が現れると、サーナさんは落ち着きを取り戻しました。二人でミートローフを食べながら、家族のことなどを話しているうちに、サーナさんの恐怖心も薄れていきました。「(判事と話しているうちに)、独房の壁はなくなりました。彼は僕をアフガニスタンからここノース・カロライナに引き戻してくれたのです」


 オリベラ判事との打ち解けた会話が、サーナさんの心を動かしました。判事を「絶対に失望させたくない」と話すサーナさんは、今後二度と飲酒運転をしないと決心したそうです。

(文・郭丹丹)

【ニュース提供・大紀元】



《HT》

当コンテンツはFISCOから情報の提供を受けています。掲載情報の著作権は情報提供元に帰属します。記事の無断転載を禁じます。当コンテンツにおけるニュース、取引価格、データなどの情報はあくまでも利用者の個人使用のために提供されているものであって、商用目的のために提供されているものではありません。当コンテンツは、投資活動を勧誘又は誘引するものではなく、また当コンテンツを取引又は売買を行う際の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。当コンテンツは投資助言となる投資、税金、法律等のいかなる助言も提供せず、また、特定の金融の個別銘柄、金融投資あるいは金融商品に関するいかなる勧告もしません。当コンテンツの使用は、資格のある投資専門家の投資助言に取って代わるものではありません。提供されたいかなる見解又は意見はFISCOの見解や分析であって、ロイターの見解、分析ではありません。情報内容には万全を期しておりますが、保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。

【FISCO】

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below