February 9, 2018 / 2:47 AM / 5 months ago

孔子学院は「反米の外国勢力」閉鎖よびかけ=米上院議員


*11:40JST 孔子学院は「反米の外国勢力」閉鎖よびかけ=米上院議員

米国議会上院議員はこのたび、米国内の学校に対して、中国共産党による一元的な歴史観や社会主義教育を施す孔子学院を閉鎖するよう呼びかけた。

孔子学院は、中国国務院の説明によると「核心価値である社会主義を基礎とした教育を広める」「中国の夢を宣伝する」ことを目的とした言語学習機関。日本を含む世界130の国と地域に1500以上設置され、中国教育部から支給された教材を使用し、教員も本土から派遣される。

日本には早稲田大学、立命館大学、桜美林大学、工学院大学、武蔵野大学など20あまりの大学にある。米国ではより広範に及び、幼児教育機関から大学院まで240以上の教育機関に設置されている。

*保守派の上院議員、反米外国勢力の排除呼びかけ

マルコ・ルビオ(MarcoRubio)議員(フロリダ州/共和党)は5日、州内にある孔子学院を取り入れている4つの大学と1つの高校に、「反米の外国勢力」である孔子学院を排除するよう呼びかける書簡を送った。

ルビオ議員は書簡のなかで「孔子学院を使った中国政府の野心的な試みが懸念されている」「孔子学院は中国教育部の支部によって管理監督され、中国政府および共産党が承認する中国史、文化、または現在の出来事を教えるよう指示されている」と記した。

現地紙マイアミ・ヘラルドによると、書簡の送り先はマイアミ・デイド・カレッジ(MiamiDadeCollege)、北フロリダ大学(theUniversityofNorthFlorida)、南フロリダ大学(theUniversityofSouthFlorida)、西フロリダ大学(theUniversityofWestFlorida)、そして南フロリダにある高校だという。孔子学院の教材には、中国共産党が敏感話題と位置付ける事件事案について取り上げていない。当局の弾圧により学生らが少なくとも1万人死亡した1989年「六四天安門事件」や、今もなお厳しい迫害政策に置かれる法輪功などは明記がない。また、台湾や香港の主権的問題やチベット、新疆ウイグル地域における抑圧についても、共産党政権の政策を正当化する記述となっている。

カナダでは、言論の自由を封じ共産党思想を宣伝する機関として、現地教育委員会の決定で孔子学院を排除した例もある。カナダ元安全保障担当部門の研究者は、孔子学院を悪意あるスパイウェア「トロイの木馬」に例え、中国当局の諜報期間であると指摘した。

参考:加ベテラン情報調査官「孔子学院はスパイ機関」日本でも展開 www.epochtimes.jp/2017/11/29571.html 

「孔子」の名の下なら、何でも合理的で論理的に見えるだろう=中国共産党高官

米マルコ・ルビオ上院議員。1月22日にワシントンで撮影(WinMcNamee/GettyImages)

中国共産党の元政治局常務委員で宣伝部門の責任者だった李長春氏は2011年、米政治誌ポリティコの取材に対し、孔子学院について「海外で私たち(共産党)の思想を拡大するために効果的だ」と語っている。「我々のソフトパワー戦略において重要な貢献をしている。『孔子』の名は魅力的なブランドだ。中国語の教育でも、何でも合理的で論理的に見えるだろう」と付け加えた。

米国防総省顧問で著名シンクタンク・ハドソン研究所の責任者であるマイケル・ピルズベリー(MichaelPillsbury)氏は、2015年の著作『100年戦略』で次のように指摘する。孔子学院は「中国は脅威ではない」「平和的な国として成長するよう世界は支援するべき」と本音と異なる柔和な表現を使っているという。

合わせて読みたい:秘密の「100年戦略」中国超大国への策、米国トップ中国研究者が警告 www.epochtimes.jp/jp/2015/02/html/d91751.html 

「孔子学院は、中国の歴史を白塗りにしている」とピルズベリー氏は批判する。共産党政権が伝統価値を破壊したにもかかわらず、「まるで孔子の指導の下で国民は平和で幸せに暮らしている、といった像を描いている」という。

大学に書簡を送ったルビオ議員は、「私は米国における孔子学院の拡大に強い懸念を抱いている。米国の教室で中国共産党の宣伝が浸透すれば、自由な質疑を妨げられ、表現の自由という価値を破壊される恐れがある。孔子学院との契約を終了させるようアドバイスする」と文章を締めくくった。

ルビオ議員は、米政府機関「中国問題に関する連邦議会・行政府委員会(CECC)」の委員長を務め、かねてから中国共産党政権による拡張主義に警鐘を鳴らしている。2017年12月13日にCECCがホワイトハウスで開いた公聴会では、在外中国人の思想指導役を担う中央統戦部の脅威について指摘し、米国人がその危険性を認知しないことについて「まるで茹でガエルのよう」と警告した。

参考:「まるで茹でガエルのよう」中国共産党の浸透工作に警戒を=米公聴会 www.epochtimes.jp/2017/12/30246.html 

(翻訳編集・佐渡道世)



【ニュース提供・大紀元】



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