May 25, 2018 / 10:09 AM / a month ago

ゼロからわかる先物・オプション取引入門(19)2018年3月の貿易収支(三井智映子)


*19:02JST ゼロからわかる先物・オプション取引入門(19)2018年3月の貿易収支(三井智映子)
皆さま、こんにちは。フィスコマーケットレポーターの三井智映子です。今回は貿易収支についてお伝えします。

○貿易収支とは?

貿易収支という言葉はニュースなどでよく耳にすると思いますが、輸出量と輸入量の収支のことを指します。これが為替にも日本株にも非常に大きな影響を与えています。貿易収支が赤字なのか黒字なのかで為替のトレンドを掴むことができるのです。

貿易収支の求め方は「輸出額-輸入額」と、とてもシンプルです。輸出額が輸入額を上回れば「貿易黒字」で円高となり、輸出額が輸入額を下回れば「貿易赤字」で円安となるわけですね。

○日本の貿易収支の変遷

では日本の貿易収支を見てまいりましょう。日本は輸出大国と言われていますが、これは1979年から80年にかけて起きた第2次オイルショック以後、2011年までの30年間日本は貿易黒字だったからです。

2011年に起こった東日本大震災による原発事故の影響で、エネルギーをたくさん輸入せざるを得なくなったことや円高などを背景に、日本は31年ぶりに貿易赤字となりました。しかし、2016年に6年ぶりに日本の貿易収支は黒字転換しました。日本の輸出額は70兆392億円と前年比では7.4%のマイナスだったものの、輸入額が65兆9651億円と15.9%のマイナスとなったのです。輸出額は減ったものの、輸入額がそれを上回るペースで減ったことで「貿易黒字」となったわけです。

また、財務省が2017年4月20日に発表した2016年度の貿易統計速報(通関ベース)によると、貿易収支は4兆69億円の黒字となっています。これには輸入の2割近くを占めるエネルギー関連価格が下落したことが大きな要因としてあげられます。また、円高進行も寄与しました。

○今、日本の貿易収支は?

2018年3月貿易収支が4月18日に発表となりました。日本の3月貿易収支は7973億円の黒字となり、黒字額は市場予想の4992億円程度を上回りました。3月の輸出は前年比+2.1%の7兆3819億円、輸入額は−0.6%の6兆5845億円でした。この結果、2017年度の日本の貿易収支は2年続けて黒字となり、+2兆4559億円となりました。

市場関係者が注目していた3月の対米貿易収支は輸出1兆3559億円、輸入7328億円で+6231億円。2017年度の対米貿易収支は速報ベースで7兆356億円の黒字でした。日本の対米黒字額は2009年度に3兆2210億円まで減少したものの、2015年には近年最大となる7兆1650億円まで増加しています。

日本の対米黒字額は米国の景気回復に連れて増加する傾向があります。トランプ大統領は大規模減税によって米国経済が改善しても、その結果として日本の対米貿易黒字が大幅に増えてしまうことを懸念しているはずです。今回の日米首脳会談では二国間の貿易問題について議論されるようですが、貿易不均衡をどのようにして是正していくのか注目したいところです。

貿易収支は財務省のホームページで確認可能ですのでぜひチェックしてください。

○貿易収支に注目しながら、先物取引で利益を得てみては?

貿易収支は市場関係者が大きく注目しており、為替や株価のトレンドにも大きく関わります。トレンドが発生するとそれに乗って利益を得るチャンスです。チャンスを手にするために、長い時間取引できる指数先物取引をスタートしてみてはいかがですか?指数先物取引のオンライン取引は、パソコン(PC)やスマホから誰でもカンタンに取引することができます。また取引時間も日中立会の8:45~15:15のほかに、夜間立会の16:30~翌5:30、オプション取引は9:00~15:15と16:30~翌5:30と、個別株に比べて長時間取引が可能です。そのためニュースで価格が動いた時に、取引時間外だからと機会損失する恐れも減ります。この連載を通して先物に興味を持っていただけると嬉しいです。

なお先物・オプション取引を行うには、証券会社に口座を開設する必要があります。お得に取引をしたい方には、オンライン取引のできる証券会社がおススメ!オンライン取引は、PCやスマホから誰でもカンタンに取引することができ、手数料が安いのが特徴です。手数料は利益に直結するので重視したいところですよね。価格.comによる証券会社別の日経225先物手数料比較ランキング(2018年2月末時点)を見てみると、第1位は日産証券、第2位はライブスター証券、第3位はカブドットコム証券となっています。オンライン証券会社選びの参考にしてみてください。

「ゼロからわかる先物・オプション取引入門」は、三井智映子の見解でコメントしています。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子



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