September 4, 2019 / 10:59 PM / in 2 months

NYの視点:米経済見通しに不透明性高く、FRBの見解もまちまち、パウエル議長講演待ち


*07:50JST NYの視点:米経済見通しに不透明性高く、FRBの見解もまちまち、パウエル議長講演待ち
米連邦準備制度理事会(FRB)は8月12日前に集められた情報を基にした米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、前回からさらに緩慢な成長が継続したことが報告された。関税や貿易に関しての懸念も強まるが、見通しは依然楽観的。

関税や貿易に関する文言は7月17日に公表された前回のベージュブックの54から62に増えた。個人消費指標は強弱まちまちで、賃金や物価の上昇ペースも緩慢と指摘された。全般的に「まちまち」「緩慢な伸び」が目立つ。

「金融政策は、経済の展開次第」とする連邦準備制度理事会(FRB)の高官の見解も依然異なる。

●ブラード・セントルイス連銀総裁:長短金利の逆転を焦点に0.5%の利下げが必要と主張。

●ローゼングレン・ボストン連銀総裁:雇用や消費が依然強く政策の変更必要ないとの見解。リスクが具体化すれば追加利下げ支持(7月FOMCの利下げに反対)

●カプラン米ダラス連銀総裁:「もし、消費が弱まるのを待てば、遅すぎるかもしれない」「見通しリスクは下方」と利下げ支持

●ウィリアムズ米NY連銀総裁:「最優先課題は、成長を持続させること」「金融政策では警戒、柔軟性が鍵に」「ブレグジットなど、ユーロ圏を特に懸念」「消費は力強いが、製造業は弱い」「弱い世界経済の成長や不透明感が主要な要因に」「9月FOMC会合の結果を事前に判断しない」「利回り曲線の逆転は一部、世界の低い金利が影響している」「利回り曲線を監視、市場は警戒のメッセージを送っている」「成長は依然潜在的水準を上回る、本年2%−2.5%になる可能性」

●カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁:「現行の金融政策はやや引き締め気味」0.25%の利下げを支持か。

●エバンス・シカゴ連銀総裁:通商問題で不確実性が増した

米商務省が4日に発表した米国7月の貿易赤字が予想ほど縮小せずアトランタ連銀は第3四半期の国内総生産(GDP)見通しを従来の+1.7%から+1.5%へ下方修正。実室個人消費支出が3%から2.8%、非居住投資が−1.7%から—2.4%へそれぞれ下方修正されたため。

FRB高官の意見が異なる中、6日に予定されているパウエルFRB議長の講演にさらに注目が集まる。



《CS》

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