January 14, 2020 / 10:41 PM / 11 days ago

NYの視点:インフレは依然抑制、FRBの政策金利据え置く方針を正当化


*07:35JST NYの視点:インフレは依然抑制、FRBの政策金利据え置く方針を正当化
米労働省が発表した12月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.2%と、予想外に11月+0.3%から低下し、9月来の低水準となった。前年比では+2.3%と11月+2.1%から上昇し2018年10月以降ほぼ1年ぶり高水準となったが、予想+2.4%は下回った。

米連邦公開市場委員会(FOMC)がインフレ指標として注視している変動の激しい食料品や燃料を除いたコアCPIは前月比+0.1%と、予想外に11月+0.2%から低下。9月来の低水準。前年比では+2.3%と、予想通り11月と同水準にとどまった。

内訳で、コアの商品物価は前年比で0.1%の伸びにとどまった。1.5%減となった著しいデフレ的な輸入物価が影響した。米中関税の影響が通貨高で補われ値上げにつながらず消費者に影響がでなかった理由だと指摘されている。

コアのサービス物価は前年比+3%。前月比では+0.2%で、11月の+0.3%から低下。賃貸を除くコアCPIサービス部門がピークをつけた兆候が見られたことが懸念だとの指摘もある。従って、賃金がインフレ圧力とは現状でなり得ない。実質賃金は2018年以来の低い伸びに鈍化した。また、強い労働市場が賃貸関連の価格の上昇を支えると見られているが、2020年の上半期に鈍化の兆しも見られるようだ。

インフレ上昇の兆しは見られず。金利先物市場では2020年の追加利下げ確率が上昇した。米労働省はワシントンで15日に12月の生産者物価指数(PPI)を発表するが、結果でさらにインフレ動向を探る。

ボスティック米アトランタ連銀総裁は、インフレが過剰に低い中、政策引き締めは好ましくないとの見解を示しており、利上げのハードルは依然高そうだ。超タカ派でしられるジョージ米カンザスシティー地区連銀総裁も政策金利の据え置きを支持している。




《CS》

当コンテンツはFISCOから情報の提供を受けています。掲載情報の著作権は情報提供元に帰属します。記事の無断転載を禁じます。当コンテンツにおけるニュース、取引価格、データなどの情報はあくまでも利用者の個人使用のために提供されているものであって、商用目的のために提供されているものではありません。当コンテンツは、投資活動を勧誘又は誘引するものではなく、また当コンテンツを取引又は売買を行う際の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。当コンテンツは投資助言となる投資、税金、法律等のいかなる助言も提供せず、また、特定の金融の個別銘柄、金融投資あるいは金融商品に関するいかなる勧告もしません。当コンテンツの使用は、資格のある投資専門家の投資助言に取って代わるものではありません。提供されたいかなる見解又は意見はFISCOの見解や分析であって、ロイターの見解、分析ではありません。情報内容には万全を期しておりますが、保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。

【FISCO】

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below