for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

BISは「Search for yield」を警戒【フィスコ世界経済・金融シナリオ分析会議】


*16:10JST BISは「Search for yield」を警戒【フィスコ世界経済・金融シナリオ分析会議】
12月7日に発表されたBIS(国際決済銀行)の四半期報告書では、ワクチン開発期待によりリスク資産への投資が戻った一方で、バリュエーションと経済見通しの間には不透明感が大きいことが指摘されている。欧米での貸出基準が10月にかけて厳格化した一方で、クレジットスプレッドの縮小は継続し、パンデミック前の水準に近付いた。中央銀行の金融緩和の影響もあるが、BISは「むしろSearch for yield(投資家の利回りの追求)による影響」を重視している。

中国以外の新興国については、ドル建債券ファンドへの強い資金流入が継続する一方で、11月には現地通貨建債券ファンドも若干の資金流入に転じた。第4四半期に入って、新興国株式にも資金が流入し始めたようだ。中国については、高い利回りを背景として現地通貨建債券への投資も好調であり、第3四半期の半ばからは株式にも資金が流入していたと見られる。

為替面では、特に対人民元でのドル安が顕著であった。人民元は5月以降、上昇トレンドを維持しているが、このような堅調なパフォーマンスは、中国のパンデミック抑制政策の成功や景気回復の加速を反映しているのであろう。また、上述の通り、ポートフォリオ投資による資金流入が大きかったことも、人民元の上昇に寄与したものと見られる。

(株式会社フィスコ 中村孝也)



《RS》

当コンテンツはFISCOから情報の提供を受けています。掲載情報の著作権は情報提供元に帰属します。記事の無断転載を禁じます。当コンテンツにおけるニュース、取引価格、データなどの情報はあくまでも利用者の個人使用のために提供されているものであって、商用目的のために提供されているものではありません。当コンテンツは、投資活動を勧誘又は誘引するものではなく、また当コンテンツを取引又は売買を行う際の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。当コンテンツは投資助言となる投資、税金、法律等のいかなる助言も提供せず、また、特定の金融の個別銘柄、金融投資あるいは金融商品に関するいかなる勧告もしません。当コンテンツの使用は、資格のある投資専門家の投資助言に取って代わるものではありません。提供されたいかなる見解又は意見はFISCOの見解や分析であって、ロイターの見解、分析ではありません。情報内容には万全を期しておりますが、保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。 【FISCO】
for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up