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NYの視点:米12月雇用統計:マイナスにも備える必要


*07:43JST NYの視点:米12月雇用統計:マイナスにも備える必要
米国労働省はワシントンで今週8日に最新12月の雇用統計を発表する。失業率は6.8%と11月6.7%から上昇。非農業部門雇用者数は前月比7.3万人増と、11月の24.5万人増から伸びが大きく縮小すると見られている。

雇用統計との相関関係が最も強いとされる民間の雇用者数を示す12月ADP雇用統計は-12.3万人と、11月+30.4万人から予想外にパンデミック危機が始まった4月来のマイナスとなった。新型ウイルス第3波の影響でカリフォルニア州などが規制を一段と強化したことが雇用削減につながった。

新型コロナウイルス第3波により消費関連の雇用が冴えない一方で、製造業の雇用は比較的堅調。全米の製造業動向を表すISM製造業指数の雇用も51.5と11月に48.4と活動縮小に落ち込んだのち、再び50以上に回復。失業保険申請件数が再び減少傾向にあることもプラス材料となる。

労働省が発表する雇用統計での非農業部門雇用者数は7.3万人増と、前月からは伸びが鈍化するものの7カ月連続の増加が予想されている。ただ、全米各地で規制が強化されているため、雇用統計の雇用者数も予想外のマイナスに落ち込む可能性も否定できず、ネガティブサプライズに備える必要がある。

同時に、もし、雇用が減少に落ち込んだとしても、民主党が政権、議会で圧倒的多数を占めるブルーウェーブによる米国の財政拡大政策を織り込み米国債相場の下落傾向は継続する見通し。債利回りの上昇に伴うドル買いも継続すると見られる。

■12月雇用統計の先行指標

・ISM製造業指数:雇用51.5(11月48.4)

・ADP雇用統計:-12.3万人(予想:+7.5万人、11月:+30.4万人←+30.7万人)予想外に4月来の減少

・NY連銀製造業景況指数:
雇用(現状):+14.2(11月+9.4、6カ月平均+6.0)
週平均就業時間:+4.8(4.8、6カ月平均+3.8)

6か月先
雇用:+21.3(22.2、6カ月平均20.1)
週平均就業時間:+7.1(9.3、6カ月平均+5.4)

・フィラデルフィア連銀製造業景況指数
雇用(現状):8.5(27.2、6カ月平均15.5)
週平均就業時間:18.0(25.7、17.6)

6か月先
雇用:41.0(36.2、6か月平均37.9)
週平均就業時間:17.0(20.9、6か月平均22.4)

・消費者信頼感指数(%)

現況
雇用
十分:21.8(26.3、前年同月46.5)
不十分:56.2(54.3、40.5)
困難:22.0(19.4、13.0)

6カ月後の予想
雇用
増加:27.5(25.0、15.5)
減少:22.2(21.6、13.9)
不変:50.5(53.4、70.6)

所得
増加:16.8(16.0、22.7)
減少:14.3(14.5、7.6)
不変:68.9(69.5、69.7)

・失業保険申請件数

件数 前週比 4週平均 継続受給者数

12/26/20| 787,000| -19,000| 836,750| n/a
12/19/20| 806,000| -86,000| 819,000| 5,219,000
12/12/20| 892,000| 30,000| 814,250| 5,322,000
12/05/20| 862,000| 146,000| 778,250| 5,507,000
11/28/20| 716,000| -71,000| 740,500| 5,781,000
11/21/20| 787,000| 39,000| 750,750| 5,527,000
11/14/20| 748,000| 37,000| 743,500| 6,089,000
11/07/20| 711,000| -46,000| 755,750| 6,370,000

■市場エコノミスト予想
失業率:6.8%(11月6.7%)
非農業部門雇用者数:前月比+7.3万人(+24.5万人)
民間部門雇用者数:前月比+5万人(+34.4万人)
平均時給:予想:前月比+0.2%、前年比+4.5%(+0.3%、+4.4%)






《CS》

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