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ドル円は堅調ながらも上値は重くなりそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)


*09:42JST ドル円は堅調ながらも上値は重くなりそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、ドル円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、ドル円について、『今週のドル円は堅調ながらも上値は重くなりそうだ。米景気回復期待を背景に米長期金利が上昇し、ドル円相場を押し上げてきた。先週5日に発表された2月米雇用統計で目先の強材料は出尽くした可能性がある』と述べています。

2月米雇用統計(季節調整済み)について、『景気動向を敏感に反映する非農業部門就業者数が前月比37万9000人増となり、伸びは前月から加速した。失業率も6.2%と0.1ポイント改善した。雇用は、新型コロナウイルスの感染再拡大で回復に急ブレーキがかかったが、昨年末に成立した追加経済対策、感染予防に伴う店舗営業規制の緩和などにより、再び改善基調が強まった。コロナの影響が直撃したレストランやホテルで雇用が上向くなど、サービス業の改善が目立った。製造業の雇用も増加した』と伝えています。

そして、『雇用回復のカギを握るワクチンが普及し、1兆9000億ドル(約200兆円)規模の追加経済対策も成立する可能性が高まっている』と述べています。

米上院は6日、バイデン大統領が提示した1兆9000億ドル規模の新型コロナウイルス追加経済対策法案を民主党議員の賛成のみで可決しました。上院の最終案には大半の国民に1400ドルを直接給付する予算4000億ドルが盛り込まれました。バイデン大統領は6日、下院が修正法案を迅速に可決し、自身の署名によって国民への直接給付を開始できることを望むと表明。民主党のホイヤー下院院内総務は、下院は上院が可決した修正案の採決を9日に行うと表明しました。

陳さんは、『景気回復観測やインフレ加速懸念から債券が売られ、長期金利の指標である10年債利回りが一時1.63%と、昨年2月中旬以来の高水準に上昇し、NYダウの重石となった。ただ、その後は値頃感から債券に買い戻しが入り、10年債利回りは低下し、株価も買い戻された』と分析しています。

さらに、『予想以上に強い雇用統計を反映して米長期金利は2月の高値水準に上昇したものの、その後は反落していることから、1.6%越えには警戒感が強まっているといえよう』と述べています。

続けて、『バイデン政権による追加経済対策により、財政赤字が今後10年間で540億ドル拡大させるとの見通しが示されており、「バード・ルール」違反の可能性があるとされる。これに違反となると、上院本会議において単独過半数の採決が出来なくなる。ただし、バード・ルールは自己強制的なものではなく、上院の5分の3(60票)の賛成を得られれば回避することも出来る』と言及し、『米景気の回復期待から米長期金利は1.4~1.5%を維持する見込みで、ドルの下落も限定的だろう』と考察しています。

また、『米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、4日のイベントで「今後2、3カ月の雇用拡大は強い」と、回復傾向が続くと予想している。ただ仕事が半年以上見つからない人は415万人に増え、失業率もコロナ危機直前の3.5%に比べると、改善がもたついている。議長は目標とする雇用回復へは「長い道のりになる」と指摘。今月16、17両日の金融政策会合では現行の金融緩和策を据え置く考えを示唆している』と述べています。

こうしたことから、陳さんはドル円の今週のレンジについて、『106.50~109.50円』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の3月8日付「ドル円今週の予想(3月8日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜





《FA》

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