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日銀ETF変更の影響は限定的か 住信SBIネット銀行(馬渕磨理子)


*16:48JST 日銀ETF変更の影響は限定的か 住信SBIネット銀行(馬渕磨理子)
皆さん、こんにちは。フィスコ企業リサーチレポーター馬渕磨理子です。まずは、先週のマーケットを振り返ってみましょう。


ドル・円は週初に109円36銭まで買われた後、3月16日発表の2月米小売売上高は、市場予想を下回ったことから108円台後半まで反落しました。3月17日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で金融緩和策の長期化が再確認され、108円63銭まで下落しました。しかしながら、米長期金利の高止まりを警戒してドル売りは縮小し、週末前は109円を挟んだ水準で推移となりました。

ユーロ・円は、下げ渋り。フランス、イタリアにおける新型コロナウイルスの感染再拡大を警戒してユーロ売りが強まり、129円49銭まで下落しました。米金融緩和策の長期化観測が広がったことから、ユーロ買いが強まり、対円では一時130円67銭まで買われましたが、米長期金利の上昇を警戒してユーロ買いは縮小し、週末前に130円を再び下回りました。

さて、今週のマーケットはどうなるのか?チェックすべきポイントについて住信SBIネット銀行の「ウィークリーレポート」を見てまいりましょう。

ドル・円は『底堅い値動き』を予想しています。米連邦公開市場委員会(FOMC)と日本銀行の金融政策決定会合の結果を消化する相場展開となりそうです。日本銀行の上場投資信託(ETF)買い変更に伴う余波の可能性もありそうですが、ドル・円に関しては、『10年国債金利の変動幅を上下0.25ポイント程度に設定したが、米長期金利の上昇基調は継続するとの見方が多く、ドル高・円安の流れは変わらない』と予想しています。FOMCでは政策金利の誘導目標レンジを据え置くとともに、2023年まで実質ゼロ金利政策を維持するとの方針が示されました。『経済・金利見通しで23年までに利上げが実施されるとしたメンバーは10人を下回った』と述べています。

ユーロ・円については『弱含み』を予想しています。ユーロ圏における新型コロナウイルスの感染再拡大が警戒されており、『リスク選好的なユーロ買い・円売りは抑制される』と予想しています。『ユーロ圏3月マークイット製造業PMIや3月サービス業PMIなどの経済指標が市場予想を下回った場合、経済成長停滞を嫌気してユーロ売り・円買いがやや強まる可能性がある。米長期金利の高止まりが続いていることもユーロ・円相場の反発を抑える一因』と分析しています。

ポンド・円は『伸び悩み』と予想しています。欧州連合(EU)内で新型コロナウイルスの感染が再拡大するなか、『英アストラゼネカ製のワクチン使用中止が相次ぎ、対円でのポンドの上値はやや重くなりそうだ』と予想しています。3月マークイットサービス業PMIが市場予想と一致しても、英国経済の急回復は期待できないことから、『リスク選好的なポンド買い・円売りが拡大する可能性は低い』と予想しています。

今週の豪ドル・円は『底堅い展開』を予想しています。豪準備銀行(中央銀行)が雇用回復を優先課題とするなか、『2月失業率は5.8%まで低下し、中央シナリオ(今年末約6%、2月理事会声明)との比較で雇用環境は改善する可能性があることから、金融緩和政策の長期的維持の見方はやや後退、豪ドルは売りづらい』と予想しています。米国の経済対策期待や量的緩和縮小への警戒後退による株高も支援材料となりそうです。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、住信SBIネット銀行サイト内の「ウィークリーレポート」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコ企業リサーチレポーター 馬渕磨理子


《FA》

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