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高額アート作品等に小口で参加できる会員権プラットフォーム「crowd ART」


*09:11JST 高額アート作品等に小口で参加できる会員権プラットフォーム「crowd ART」
株式会社レジストアート(東京都港区)は、高額で資産性の高いアート作品等のコレクションに小口で参加できる会員権プラットフォーム「crowd ART」のサービスを開始した。

crowd ARTは、信頼の高いアドバイザー・キュレーターに選定された資産性が高いと認められるアート作品や活躍が期待される若手のアート作品の所有権の一部を小口で購入できるサービスである。対象となっているアート作品(裏づけ作品)の所有権がシステム上で分割されており、一口1万円から購入ができる。

アートについて考えてみると、価格に関係なく、素敵な作品や好きなアーティストの作品を部屋に飾ることを楽しむ方が多いだろう。一方で、アートを資産の一部として考えている人も多くいる。ただ、有名人や富裕層など限られた人だけが高価格のアート(価格が上がりそうなアート)を保有していることも事実である。数百万~数千万円の価格をつけるアーティストの作品は多くの人にとって、そもそも購入自体が現実的ではないだろう。ほかにも、アートに対する価値の根拠がわかりづらい、作品を飾るスペースがないなどの懸念点、ましてや自分の好みがわからない人も多い。

このようなアートに馴染みのない人に対して、crowd ARTは従来のアートの楽しみ方に加えて、アートにお金を払う対価として資産性を得ることができる選択肢を提供している。裏づけ作品の管理・売却をする権利は、crowd ARTが有している。crowd ARTで小口会員権をユーザーが購入している場合、裏づけ作品が売却された時には、小口会員権の持分割合に応じて、購入額を上回る返金を受けられる可能性がある。その他、小口会員権を保有することによって、会員制のコミュニティイベントへの参加権や参加への抽選券を得ることもできるようだ。

今後は、小口会員権を売買できるセカンダリー取引機能、レジストアートが強みを持つブロックチェーン技術を通じて、作品に紐付いたNFT(ノン・ファンジブル・トークン)の発行等や、既に同社が公開している作品情報登録プラットフォームであるregist ARTとの連携を図っていく予定だ。また、世界のトップギャラリーと関係性を構築しているアートアドバイザーを通じて、国内で認知度が高いごく一部のアーティストだけではなく、美術業界において国際的に評価の高い作品を選定し、コレクションとして推薦していく。

crowd ARTで出品される最初の作品は、1960年代後半から70年代前半にかけて、イタリアで展開された芸術運動、アルテ・ポーヴェラを代表するアリギエロ・ボエッティの作品となっている。アルテ・ポーヴェラは、「貧しい芸術」を意味するもので、伝統的な美術で扱われた素材ではなく、木材、石、ロープ、鉛といった使い捨ての材料が頻繁に使用されている。ヴェネチア・ビエンナーレやドクメンタなどの国際展へ次々と参加し、2012年にはニューヨーク近代美術館 (MoMA)で回顧展が開催された。出品される作品は、パキスタンやアフガニスタンの織物職人と共同作業で制作された代表的かつ人気の作品シリーズであり、アーティストファミリーから売却を委ねられた真作であることはもちろんのこと、その状態も格別に良いものとなっている。

なお、アート市場は、アートフェア東京を運営する一般社団法人アート東京の「日本のアート産業に関する市場調査 2020」によると、日本全体のアート市場規模は3,197億円と推計されている。対して、2020年の世界全体のアート市場規模は、約501億ドル(約5.4兆円)の巨大な市場である。今年のNFTの異様な盛り上がりは投機的な側面ばかりが注目されているが、世界のアートの市場規模から考えるとNFT×アートに可能性を感じている人も多いのではないのだろうか。




《TY》

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