*07:39JST NYの視点:米CPIやPPI、インフレピークの兆候示す
4月の消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)は依然高い水準ながら、3月にピークに達した兆候が一部あらわれ始めた。連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測も後退しつつある。短期金融市場ではFF金利誘導目標が年内3%近くまで上昇することが一時織り込まれていたが、2.7%近辺に低下しつつある。ただ、今後、ウクライナ戦争による食料品や貴金属価格の上昇や中国のロックダウンによるサプライチェーン混乱による影響がインフレの追加上方リスクは残る。
上院は連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の再任を承認。議長は、インフレの抑制を公約し、今後、2会合で各50BPの利上げの可能性を繰り返しており、ドルは上昇基調を維持か。
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