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NYの視点:米5月CPIショックで、6月FOMCで75BPの利上げの可能性強まる


*07:30JST NYの視点:米5月CPIショックで、6月FOMCで75BPの利上げの可能性強まる
米連邦準備制度理事会(FRB)はワシントンで今週、14日、15日に連邦公開市場委員会(FOMC)を開催する。FRBは5月のFOMCで6月、7月FOMCでも0.5%の利上げを実施する可能性を示唆。パウエル議長は0.75%の利上げに関し、FRBが検討する水準ではないと当初、言及していた。

直近の5月消費者物価指数(CPI)の伸びは予想外に拡大し40年ぶり最大の伸びを更新。インフレがピークに達した証拠にならなかった。また、NY連銀が13日発表した世論調査では消費者が今後1年間の物価がより早く上昇すると見ていることが明らかになった。5月の中間の1年のインフレ期待は6.6%と、前回の6.3%からさらに上昇し、調査を開始した2013年6月来で最高となった。FRBがインフレ期待として注視しているミシガン大消費者信頼感指数の5年から10年の期待インフレも3.3%と、2008年以降で最高に達した。パウエル議長を始め連銀高官は、中長期インフレ期待の上昇は金融引き締め加速に繋がると度々言及しており、利上げペース加速に繋がりうる。

連銀の調査では支出も5カ月連続の増加で9%。また、失業率が1年後上昇する確率は38.6%と、2021年2月来で最高となった。中年層40歳から60歳が、今後3カ月のうち債務の最低支払額の返済ができない確率も上昇。2020年5月来で最高となり、インフレ高進と同時に、景気の悪化も懸念される。

短期金融市場では政策金利であるFF金利が2023年5月時点で3.92%近くまで上昇することを織り込んだ。ウォール・ストリート・ジャーナル紙のFedウォッチャーはFRB高官が0.75%の利上げを容認する可能性に言及しており、6月FOMCでFRBが0.75%の利上げを実施する可能性が高まった。声明もよりタカ派に傾斜することが予想される。



《FA》

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