*14:40JST 国内外の注目経済指標:ECBは0.5ポイントの利上げ実施へ
3月13日-17日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。
■14日(火)午後9時30分発表予定
○(米)2月消費者物価コア指数-予想は前年比+5.4%
参考となる1月実績は前年比+5.6%。外食、中古車、新車の伸び率が鈍化したが、住居費の伸び率は高止まり。2月については財の伸び率は鈍化が予想されているが、サービスの伸び率は高止まりが予想されており、コアインフレ率は5%超となる可能性が高い。
■15日(水)午後9時30分発表予定
○(米)2月小売売上高-予想は前月比+0.2%
参考となる1月実績は+3.0%の高い伸びを記録。自動車・同部品、フードサービスが高い伸びを記録。社会保障費の調整増などが要因。2月については1月に増加した反動で
小幅な伸びにとどまる見込み。
■16日(木)午前8時50分発表予定
○(日)2月貿易収支-予想は-1兆2353億円
参考となる2月上中旬分の貿易統計では輸入額の伸びが輸出額を上回っており、赤字額は前年同期比+68.6%。昨年2月の貿易収支は-6772億円だったが、今年は1兆円を超える赤字額となる見込み。
■16日(木)午後10時15分結果発表予定
○(欧)欧州中央銀行(ECB)理事会-予想は0.5ポイントの利上げ
ラガルド総裁は前回の理事会後の会見で3月も0.5ポイントの利上げを行う可能性が高いこと示唆した。3月以降についてはデータ次第とされており、政策金利について明確なガイダンスを提示しない方針となっているが、ユーロ圏のインフレ率は高止まりの状態が続いており、5月の理事会でも追加利上げが決定される可能性がある。
○その他の主な経済指標の発表予定
・14日(火):(英)2月失業率
・15日(水):(中)2月鉱工業生産、(中)2月小売売上高
・16日(木):(米)2月住宅着工件数
・17日(金):(米)3月ミシガン大学消費者信頼感指数
《FA》
当コンテンツはFISCOから情報の提供を受けています。掲載情報の著作権は情報提供元に帰属します。記事の無断転載を禁じます。当コンテンツにおけるニュース、取引価格、データなどの情報はあくまでも利用者の個人使用のために提供されているものであって、商用目的のために提供されているものではありません。当コンテンツは、投資活動を勧誘又は誘引するものではなく、また当コンテンツを取引又は売買を行う際の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。当コンテンツは投資助言となる投資、税金、法律等のいかなる助言も提供せず、また、特定の金融の個別銘柄、金融投資あるいは金融商品に関するいかなる勧告もしません。当コンテンツの使用は、資格のある投資専門家の投資助言に取って代わるものではありません。提供されたいかなる見解又は意見はFISCOの見解や分析であって、ロイターの見解、分析ではありません。情報内容には万全を期しておりますが、保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。 【FISCO】