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後場に注目すべき3つのポイント~日柄的にETF買い入れの思惑から売り込みづらく
2016年8月17日 / 03:27 / 1年後

後場に注目すべき3つのポイント~日柄的にETF買い入れの思惑から売り込みづらく


*12:23JST 後場に注目すべき3つのポイント~日柄的にETF買い入れの思惑から売り込みづらく

17日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・日柄的にETF買い入れの思惑から売り込みづらく
・ドル・円は100円58銭付近、ドル底堅い、日本株高などで円高一服
・ソニー、ファナックなど10社の目標株価変更



■日柄的にETF買い入れの思惑から売り込みづらく

日経平均は反発。83.38円高の16679.89円(出来高概算7億7000万株)で前場の取引を終えた。16日の米国市場は、ダドリーNY連銀総裁の発言を受けて利上げ観測が高まり、NYダウ、ナスダックともに下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円安の16560円だった。僅かに続落で始まった日経平均だったが、前日に1ドル99円台をつけていた円相場が1ドル100円半ば辺りで推移していることもあり、その後は自律反発の動きをみせている。また、指数インパクトの大きいソフトバンクグ9984、ファナック6954、ファーストリテ9983が堅調に推移するなかで、日経平均を押し上げている。

ただし、指数インパクトの大きい値がさ株の影響が大きく、全体としては東証1部の値下がり数が過半数を占めている。また、規模別指数では大型株指数のみがプラスだった。セクターでは鉱業、鉄鋼、保険、石油石炭、銀行、輸送用機器、その他金融が堅調。半面、建設、医薬品、食料品、陸運、空運が冴えない。

一先ず円相場が落ち着きをみせていることもあり、日経平均は自律反発をみせている。前日の大幅な下げで25日線レベルまで下げていたこともあり、リバウンドが意識される水準でもある。とはいえ、指数インパクトの大きい銘柄に資金が集中しており、日銀のETF買い入れに対する思惑から、歪な状況ではある。

前引け時点のTOPIXは前日比0.41%高となり、通常であれば日銀のETF買い入れは入らないであろう。ただし、この水準からは下は売り込みづらいと考えられるほか、日柄的にもいつETF買い入れが入ってもおかしくない状況であり、売り込む流れよりは、前日の下げに対する売り方の買い戻しが入りやすいタイミングだろう。


(株式部長 村瀬智一)



■ドル・円は100円58銭付近、ドル底堅い、日本株高などで円高一服

17日午前の東京外為市場では、ドル・円は底堅い値動きとなった。日経平均株価の堅調地合いや財務官による円高けん制発言がドル買い・円売り地合いの要因。ドル・円は前日海外市場で一時99円56銭まで下落。その後、ダドリー米NY連銀総裁による9月利上げへの言及で期待が再燃し、円高はいったん収束した。アジア市場では100円30銭付近で寄り付いた後、100円68銭まで値を上げた。

日経平均株価が前日比100円超高の堅調地合いとなっており、リスク回避の円買いが弱まったほか、「為替市場、激しい動きがあれば対応せざるを得ない」との浅川財務官による円高けん制発言がドルの押し上げ要因となった。

ただ、前日までサポートラインとみられていた8月2日安値100円68銭を割り込んだことで、この水準が逆にレジスタンスラインとなっているようだ。また、ランチタイムの日経平均先物は上げ幅を縮小しており、ドルは午後の取引で上値の重い展開となりそうだ。

ここまでドル・円は100円17銭から100円68銭、ユーロ・円は112円95銭から113円52銭、ユーロ・ドルは1.1273ドルから1.1290ドルで推移した。

12時21分時点のドル・円は100円58銭、ユーロ・円は113円40銭、ポンド・円は131円11銭、豪ドル・円は77円27銭で推移している。


(為替・債券アナリスト 吉池威)



■後場のチェック銘柄


・ソニー6758、ファナック6954など10社の目標株価変更
・内需・ディフェンシブ関連株が軟調
・値上がり寄与トップはソフトバンクG9984、2位ファーストリテ9983、2銘柄で日経平均を約28円押し上げ

・フュージョン4845、インスペック6656、アストマックス7162がストップ高

※一時ストップ高(気配値)を含みます

・浅川財務官
「為替市場、激しい動きがあれば対応せざるを得ない」
「市場動向を注視し、G7とも連携していく」



☆後場の注目スケジュール☆


<国内>
・特になし


<海外>
・特になし



《WA》

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