Reuters logo
欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、中国経済への警戒で利益確定売り
2016年10月13日 / 08:42 / 1年後

欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、中国経済への警戒で利益確定売り


*17:35JST 欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、中国経済への警戒で利益確定売り

今日の欧米市場では、ドル・円は弱含む展開を想定したい。中国の9月貿易統計が低調だったことで、世界景気の減速懸念から、欧米で株安になる可能性が高い。ドル・円については、米年内利上げ観測から足元のドル上昇ペースが速かったこともあり、利益確定売りが出やすい状況にあるとみられる。

今日午前中に発表された中国の9月貿易統計では、輸出が前年比-10.0%(予想は-3.3%、8月が-2.8%)、輸入は前年比-1.9%(予想は+0.6%、8月が+1.5%)となった。8月の輸入が22カ月ぶりのプラス転換だったほか、足元の中国PMIが経済活動の拡大縮小の境目となる50を上回っていることで、中国経済の減速懸念は弱まったとみられていた。しかし、輸出入が再び悪化したことで、ある外為ディーラーは「油断していた」と話している。

中国貿易統計の悪化で、足元の人民元安にも警戒感が広がっている。人民元は10月から国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)通貨バスケットに採用され、長期的には上昇が見込まれる。ただ、中国当局は元買い介入を控えているもようで、ドル・人民元は節目の6.7元を上抜け(元は下落)、2010年9月以来、約6年ぶりの高値圏で推移している。

ただ、前日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(9月20-21日開催分)から、比較的早い時期の利上げが正当化されるとの認識が示され、FRBの年内利上げ観測は変わらない。ある市場筋は「ボックス相場の上限であるドル105円が見えてきたタイミングで、頭を冷やす(利食いの)きっかけになった」と指摘している。


【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:25.3万件、前回:24.9万件)
・21:30 米・9月輸入物価指数(前月比予想:+0.2%、8月:-0.2%)
・01:15 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演(経済見通し)
・02:00 米財務省30年債入札(120億ドル、リオープン)


《WA》

当コンテンツはFISCOから情報の提供を受けています。掲載情報の著作権は情報提供元に帰属します。記事の無断転載を禁じます。当コンテンツにおけるニュース、取引価格、データなどの情報はあくまでも利用者の個人使用のために提供されているものであって、商用目的のために提供されているものではありません。当コンテンツは、投資活動を勧誘又は誘引するものではなく、また当コンテンツを取引又は売買を行う際の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。当コンテンツは投資助言となる投資、税金、法律等のいかなる助言も提供せず、また、特定の金融の個別銘柄、金融投資あるいは金融商品に関するいかなる勧告もしません。当コンテンツの使用は、資格のある投資専門家の投資助言に取って代わるものではありません。提供されたいかなる見解又は意見はFISCOの見解や分析であって、ロイターの見解、分析ではありません。情報内容には万全を期しておりますが、保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。

【FISCO】

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below