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欧米為替見通し:ドル・円は上値の重い展開か、米政治情勢に警戒続く
2017年5月22日 / 08:25 / 6ヶ月後

欧米為替見通し:ドル・円は上値の重い展開か、米政治情勢に警戒続く


*17:21JST 欧米為替見通し:ドル・円は上値の重い展開か、米政治情勢に警戒続く
今日の欧米外為市場では、ドル・円は上値の重い展開を予想したい。今晩は重要イベントが予定されていないため、短期的にドルの買い戻しが見込まれる。ただ、ロシアによる米大統領選への関与について真相究明に向けた動きがみられ、ドル売りに振れやすい地合いに変わりはなさそうだ。

今晩は21時半発表の米国の4月シカゴ連銀全米活動指数が材料視されやすい。前回3月は伸びが鈍化したものの、予想通りプラス圏推移ならドル買い戻しの手がかりとなりそうだ。また、23時からのハーカー米フィラデルフィア連銀総裁の講演、その後のカシュカリ米ミネアポリス連銀総裁あいさつも注目される。連邦公開市場委員会(FOMC)での投票権を持つ両地区連銀総裁からタカ派寄りの見解が示されれば6月利上げ観測を強め、ドル買いを誘発しよう。

ただ、引き続き昨年の米大統領選でのトランプ政権とロシアとの関係への疑惑が、ドルの上昇を抑えるだろう。報道によると、下院監視・政府改革委員会のチェイフェッツ委員長は22日、コミー前連邦捜査局(FBI)長官と協議する予定。30日以降に行われる公聴会に向け、トランプ大統領とコミー氏の会話記録が明らかになれば、真相究明に向けて進展する可能性があり、ドル買いは慎重になろう。

一方、北朝鮮による21日夕のミサイル発射も警戒される。トランプ米政権は当初、北朝鮮に対しては軍事攻撃も辞さないとの構えだった。しかし、マティス米国務長官は19日の記者会見で、北朝鮮への軍事行動について「信じられない規模での悲劇」が起こると指摘しており、事実上、対話路線に修正したと受け止められている。北朝鮮による挑発行為を止めるには時間がかかる見通しとなり、リスク回避的な円買い圧力が根強く残る状態が続きそうだ。(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・4月シカゴ連銀全米活動指数(予想:0.10、3月:0.08)
・23:00 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演
・23:30 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁あいさつ
・カナダ休場(ビクトリア女王誕生日)



《HT》

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