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欧米為替見通し: ドル・円は下げ渋りか、米利上げ方針堅持に警戒
2017年6月21日 / 08:26 / 5ヶ月後

欧米為替見通し: ドル・円は下げ渋りか、米利上げ方針堅持に警戒


*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は下げ渋りか、米利上げ方針堅持に警戒
今日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想したい。原油安を背景に資源通貨などが売られ、株安でリスク回避的な円買いになることで、ドル・円は下落基調となる見通し。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)による強気の金融正常化方針への警戒感も強く、ドル売りは限定的となる可能性がある。

NY原油先物が世界的な供給過剰への根強い懸念から、前日の取引では43ドル台まで大きく売り込まれた。足元も安値圏で推移しており、カナダドルや豪ドルなど資源通貨が売られやすい状況になっている。また、カーニー英中銀総裁の早期利上げ否定発言を受けて、ポンドにも売り圧力がかかりやすい。一方、原油安の影響で欧米の株式先物はマイナス圏で推移し、株安を警戒したリスク回避の円買いに振れやすくなっており、クロス円の売りがドル・円を押し下げる要因となりそうだ。

ただ、エバンズ米シカゴ連銀総裁やカプラン米ダラス連銀総裁は前日、FRBが目指す2%のインフレ目標について慎重な見方を示したが、市場関係者はイエレンFRB議長のタカ派寄りの見解への警戒が依然として強い。本日は米国の5月中古住宅販売件数(23時)の発表が材料になるが、ほぼ予想通りでFRBの金融政策正常化の方針を後退させる内容とならなければ、ドル・円の下げを弱めよう。(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 南ア・5月消費者物価指数(前年比予想:+5.4%、4月:+5.3%)
・17:30 英・5月公共部門純借入(銀行部門除く)(予想:+68億ポンド、4月:+104億ポンド)
・20:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)(前回:+2.8%)
・23:00 米・5月中古住宅販売件数(予想:555万戸、4月:557万戸)
・06:00 NZ準備銀行が政策金利発表(1.75%で据え置き予想)


《CS》

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