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後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は続伸、円安が安心感につながり下値の固さが意識される
2017年7月11日 / 03:28 / 4ヶ月後

後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は続伸、円安が安心感につながり下値の固さが意識される


*12:22JST 後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は続伸、円安が安心感につながり下値の固さが意識される
11日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・日経平均は続伸、円安が安心感につながり下値の固さが意識される
・ドル・円は114円18銭、小じっかり、日本株高などで114円台を維持
・MDNT、PATHなどがストップ高


■日経平均は続伸、円安が安心感につながり下値の固さが意識される

日経平均は続伸。54.65円高の20135.63円(出来高概算6億7000万株)で前場の取引を終えた。10日の米国市場は、イエレン議長の議会証言や4-6月期決算を控えて上値の重い展開となったが、ハイテク株を選好する動きが目立った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円安の20055円となり、この流れから利食い先行で始まった。しかし、円相場が1ドル114円台前半と円安に振れて推移するなか、日経平均は寄付き水準を安値に、その後はじりじりと上げ幅を広げてきている。

東証1部の値上がり数は1400を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは鉱業、情報通信、空運、電気機器、石油石炭、精密機器、ゴム製品が堅調。半面、その他製品、水産農林、電力ガス、その他金融が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG9984、中外薬4519、ファナック6954、KDDI9433、ソニー6758が堅調。

日経平均は5日、25日線を上回っての推移をみせており、2万円固めの展開となっている。指数インパクトの大きいソフトバンクG9984が強含みに推移しており、これが日経平均を下支えする格好となり、安心感にもつながっている。価格帯別出来高では20000-20200円で商いが積み上がっていることもあり、強弱感が対立しやすいところであり、戻り待ちの売り圧力も意識されるなか、後場もこう着感の強い相場展開になろう。

ただし、円安が安心感につながり下値の固さが意識されているため、物色意欲は高まりやすい。日経平均がこう着のなか、中小型株での値幅取り狙いの流れが続きそうだ。高値圏にある銘柄等は利食いも出やすいとみられ、同テーマ内での出遅れ銘柄や調整が一巡した銘柄への見直し等に向かいやすいだろう。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■ドル・円は114円18銭、小じっかり、日本株高などで114円台を維持

11日午前の東京外為市場で、ドル・円は小じっかり。日本株高などを背景に上昇し、114円台を維持した。ドル・円は、114円付近で寄り付いた後、安寄りした日経平均株価がプラス圏に切り返すとリスク回避のドル売り・円買いが後退し、ドルは114円26銭まで上昇した。

ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いを維持しており、日本株高継続を期待したドル買い・円売りの流れ。また、米10年債利回りの上昇もドル買いを支援。

ただ、114円台は利益確定売りやポジション調整の売りも観測されており、目先は上値が重そうだ。

ここまでのドル・円の取引レンジは114円04銭から114円26銭、ユーロ・円は129円96銭から130円21銭、ユーロ・ドルは1.1394ドルから1.1400ドルで推移した。

12時18分時点のドル・円は114円18銭、ユーロ・円は130円09銭、ポンド・円は147円03銭、豪ドル・円は86円94銭で推移している。

(為替・債券アナリスト 吉池威)


■後場のチェック銘柄

・MDNT2370、PATH3840などがストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます


■経済指標・要人発言

・モスコビシ欧州連合(EU)委員
「経済は強く、堅調」

・クウェートのマルズーク石油相
「OPEC加盟国、非加盟国はリビア、ナイジェリアに原油生産凍結を要請する可能性」

・米ブラックロック
「最近の債券の下落は大きな何かの始まりに過ぎない」

・米上院情報特別委員会
「今週からトランプ氏側近の聴取開始(米NBC)」


☆後場の注目スケジュール☆

<国内>
・13:30  LNGスポット価格調査(6月)

<海外>
・特になし


《HT》

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