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欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、米CPIの伸び鈍化を見込んだ売りも
2017年7月13日 / 07:53 / 4ヶ月後

欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、米CPIの伸び鈍化を見込んだ売りも


*16:47JST 欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、米CPIの伸び鈍化を見込んだ売りも
今日の欧米外為市場では、ドル・円は弱含む展開を想定したい。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長のハト派寄りの発言で、年内追加利上げ観測は後退。明日発表の米国の6月消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化を見込んだドル売りが予想される。また、トランプ大統領の弾劾決議案が提出されたことも、ドルの押し下げ要因となりそうだ。


前日の海外市場では、イエレンFRB議長の下院での証言内容がハト派寄りと受け止められ、ドル・円は米長期金利の低下を手がかりに113円を割り込んだ。本日のアジア市場も、同様の展開。イエレン議長は政策金利やバランスシートの正常化に関し、前向きな姿勢を示したものの、インフレ率や自然利子率次第では、利上げの余地は限られるとの見解を示した。こうした発言を受け、14日21時半発表の米国の6月CPIに俄然注目が集まっている。
現時点では前年比+1.7%と、5月の+1.9%からの伸び鈍化が予想されている。(イエレン議長は、今晩は上院銀行委員会での議会証言に臨むが、証言内容は大きく変わらないとみられている。)

さらに、米国の政治情勢の不透明感もドルを押し下げる見通し。大統領選でロシアが関与したとされる問題で、トランプ大統領のコミー前連邦捜査局(FBI)長官解任は司法妨害にあたるとして、12日に民主党議員から弾劾決議案が下院に提出された。共和党の議席数が民主党を上回っているため、現時点で弾劾につながる可能性は低い。ただ、具体的に決議案が提出されたインパクトは大きく、トランプ大統領の政策の遅れのみならず、先行きの政権運営に懸念が強まり、ドル売りを誘発しそうだ。(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・6月生産者物価指数(前月比予想:0.0%、5月:0.0%)
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:24.5万件、前回:24.8万件)
・23:00 イエレン米FRB議長証言(上院銀行委員会)
・02:00 ブレイナード米FRB理事講演(金融政策)
・02:00 米財務省30年債入札(120億ドル、リオープン)
・03:00 米・6月財政収支(予想:-380億ドル、16年6月:+62.52億ドル)


《CS》

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