Reuters logo
今週の【日経平均】9月4日~8日『地政学リスクや円高が重しに』
2017年9月10日 / 00:57 / 15日前

今週の【日経平均】9月4日~8日『地政学リスクや円高が重しに』


*09:47JST 今週の【日経平均】9月4日~8日『地政学リスクや円高が重しに』
【4日ぶり反落、北朝鮮の核実験実施でリスク回避】4日(月)

■概況■19508.25、-183.22
4日(月)の日経平均は反落。北朝鮮が3日に核実験を実施し、地政学リスクの高まりが嫌気された。円相場は1ドル=109円台後半まで上昇し、本日の日経平均は75円安からスタートすると、前場には一時19479.40円(前週末比212.07円安)まで下落する場面があった。ただ、日銀による上場投資信託(ETF)買い入れへの思惑が支えとなったほか、核実験に対する各国の反応を見極めたいとのムードもあり、売りが一巡すると19500円を挟んだもみ合いが続いた。東証1部銘柄の約9割が下落する全面安の展開だった。

大引けの日経平均は前週末比183.22円安の19508.25円となった。東証1部の売買高は15億9579万株、売買代金は1兆7369億円だった。業種別では、ガラス・土石製品、繊維製品、海運業が下落率上位だった。一方、空運業が堅調だったほか、石油・石炭製品や保険業も小幅ながらプラスとなった。

◆注目銘柄◆
ソフトバンクG9984、三菱UFJ8306、三井住友8316、みずほ8411などが軟調。任天堂7974やトヨタ自7203は小安い。KLab3656は本日も売りが先行したがやや下げ渋った。財務省が9月中にも保有株を追加売却する方針と報じられた日本郵政6178は3%超安。第1四半期決算を発表した伊藤園2593も下げが目立った。また、MDV3902、アクリーティブ8423、トーセ4728などが東証1部下落率上位に顔を出した。

一方、英子会社の売却を発表したSOMPO8630が3%超上昇し、ANA9202やスズキ7269も堅調。SUBARU7270やSUMCO3436は小高い。中小型株ではエコナックHD3521や防衛関連の石川製6208などが活況を見せたが、引けにかけて伸び悩んだ。また、決算発表の内田洋行8057が東証1部上昇率トップとなった。


--------------------------------------

【続落、北朝鮮情勢への警戒続く】5日(火)

■概況■19385.81、-122.44
5日(火)の日経平均は続落。前日の米国市場が休場で手掛かり材料に乏しいなか、本日の日経平均は自律反発の流れから25円高でスタートした。ただ、寄り付き後は北朝鮮情勢への警戒感から弱含みとなった。11時過ぎには「北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の移動を開始した」と伝わり、早期ミサイル発射観測の広がりから円相場が1ドル=109円台前半に上昇。これを受けて日経平均は後場の寄り付き直後に一時19354.59円(前日比153.66円安)まで下落し、その後も軟調もみ合いが続いた。

大引けの日経平均は前日比122.44円安の19385.81円となった。東証1部の売買高は16億4026万株、売買代金は1兆9539億円だった。業種別では、海運業、その他製品、水産・農林業、倉庫・運輸関連業、証券が下落率上位だった。一方、上昇したのは輸送用機器のみだった。

◆注目銘柄◆
売買代金トップの任天堂7974が2%超下落したほか、ソフトバンクG9984、ソニー6758、ファーストリテ9983、野村8604などが軟調。三菱UFJ8306やみずほ8411などのメガバンク株は小安い。日本郵政6178は株式売出しへの懸念から前日に続き売られ、決算発表のピジョン7956も7%超安と下げが目立った。また、KLab3656が大幅続落するなど中小型株の手仕舞い売りがかさんだ。直近活況を見せていたエコナックHD3521のほか、福井コンピ9790やサニックス4651が東証1部下落率に顔を出した。

一方、トヨタ自7203、住友鉱5713、パナソニック6752などが堅調で、日産自7201は小幅に上昇した。業績上方修正の丹青社9743は3%超高。また、防衛関連の石川製6208や電磁パルス対策関連の阿波製紙3896がストップ高まで買われた。


--------------------------------------

【3日続落、急ピッチの下げに対する自律反発の動きも】6日(水)

■概況■19357.97、-27.84
6日(水)の日経平均は小幅に3日続落。連休明け5日の米国市場は、NYダウが234ドル安となった。北朝鮮の地政学リスクが嫌気されたほか、トランプ政権による政策運営リスクへの警戒感も嫌気された。北朝鮮の地政学リスクに対しては直近2日間での大幅な下げで織り込んでいる面はあったが、9日の北朝鮮の建国記念日前にもミサイル発射の可能性が伝えられるなか、ポジション圧縮の流れが続いた。ただし、急ピッチの下げに対する自律反発の動きも散見され、19300円を割り込んで始まった日経平均は、寄付き直後に付けた19254.67円を安値に、その後は19300円台での下げ渋る動きをみせた。

大引けの日経平均は27.84円安の19357.97円となった。東証1部の売買高は16億6553万株、売買代金は2兆2100億円だった。業種別では証券、空運、銀行、ゴム製品、保険、パルプ紙が下落。一方で、倉庫運輸、サービス、水産農林、鉄鋼、精密機器、機械がしっかり。
◆注目銘柄◆
日経平均への新規組入れとなるリクルートHD6098が終日堅調。同じく、新規組入れとなる日本郵政6178も堅調。また、防衛関連の中核として強い値動きが続いている石川製6208は連日で高値を更新。省エネ投資が活発化するなか、FA関連が動意をみせており、ファナック6954が堅調。一方で、売買代金上位では任天堂7974、ソフトバンクG9984、メガバンク3行のほか、ファーストリテ9983、サイバーエージェント4751、東エレク8035、メタップス6172が軟調。


--------------------------------------

【4日ぶり反発、米株高を好感も上値重く】7日(木)

■概況■19396.52、+38.55
7日(木)の日経平均は4日ぶり反発。米債務問題や北朝鮮情勢に対する警戒感の後退から、6日の米国市場でNYダウは54ドル高となった。円相場は1ドル=109円台前半まで下落し、本日の日経平均はこうした流れを受けて75円高からスタートした。朝方には19482.72円(前日比124.75円高)まで上昇する場面があったものの、その後上値の重い展開となった。引き続き北朝鮮情勢を巡る地政学リスクの高まりが重しとなったほか、本日開催される欧州中央銀行(ECB)理事会の結果を見極めたいとの思惑もあったようだ。

大引けの日経平均は前日比38.55円高の19396.52円となった。東証1部の売買高は15億2648万株、売買代金は2兆0448億円だった。業種別では、パルプ・紙、機械、金属製品が上昇率上位だった。一方、保険業、海運業、情報・通信業など5業種が下落した。

◆注目銘柄◆
トヨタ自7203、日産自7201、ファーストリテ9983などがしっかり。リクルートHD6098は小幅高となった。コマツ6301、スズキ7269、SMC6273は2%超の上昇。自動車株や建設機械株、半導体やFA(工場自動化)関連株の堅調ぶりが目立った。また、上期が大幅増益となった三井ハイテク6966のほか、EV(電気自動車)関連のモリテック5986や安永7271、電磁波対策関連との見方が広がったオリジン電6513がストップ高まで買われた。

一方、任天堂7974、ソフトバンクG9984、ソニー6758などがさえない。三菱UFJ8306や三井住友8316といったメガバンク株は小安い。また、新作ゲームの配信開始で材料出尽くし感が広がったボルテージ3639、既存店売上高の低迷がマイナス視された鳥貴族3193のほか、ジョイフル本田3191や大阪ソーダ4046などが東証1部下落率上位に顔を出した。


--------------------------------------

【反落、円高進行で3ケタの下落】8日(金)

■概況■19274.82、-121.70
8日(金)の日経平均は反落。米国のハリケーン「イルマ」による被害や9日の北朝鮮建国記念日に向けた地政学リスクの高まりに対する警戒感から、米長期金利の低下とともに円高が進み、本日の日経平均は98円安からスタートした。特別清算指数(SQ)算出に伴う売買が一巡すると手控えムードの強い展開となり、日経平均はマイナス圏でのもみ合いが続いた。後場に入ると円相場が1ドル=107円台に上昇し、日経平均もこれに連れて19239.52円(前日比157.00円安)まで下落する場面があった。

大引けの日経平均は前日比121.70円安の19274.82円となった。東証1部の売買高は18億6042万株、売買代金は2兆7145億円だった。業種別では、保険業、鉄鋼、食料品が下落率上位だった。一方、その他製品、サービス業、空運業など5業種が上昇した。

◆注目銘柄◆
ソフトバンクG9984、トヨタ自7203、三菱UFJ8306、ファナック6954、三井住友8316などがさえない。ファーストリテ9983は2%超の下落で年初来安値を更新、指数の押し下げ役となった。上期決算を発表した積水ハウス1928は3%超安。中小型株では活況を見せていた安永7271が利益確定売りに押された。また、第3四半期が営業減益となったくら2695が急落し、オリジン電6513などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。

一方、任天堂7974、ソニー6758、コマツ6301などが堅調で、NTT9432やKDDI9433は小幅に上昇した。がん免疫薬の良好な試験結果が伝わった小野薬4528は5%超高。また、新規買い推奨が観測されたN・フィールド6077や、電磁パルス対策関連とされる阿波製紙3896がストップ高まで買われた。


《DM》

当コンテンツはFISCOから情報の提供を受けています。掲載情報の著作権は情報提供元に帰属します。記事の無断転載を禁じます。当コンテンツにおけるニュース、取引価格、データなどの情報はあくまでも利用者の個人使用のために提供されているものであって、商用目的のために提供されているものではありません。当コンテンツは、投資活動を勧誘又は誘引するものではなく、また当コンテンツを取引又は売買を行う際の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。当コンテンツは投資助言となる投資、税金、法律等のいかなる助言も提供せず、また、特定の金融の個別銘柄、金融投資あるいは金融商品に関するいかなる勧告もしません。当コンテンツの使用は、資格のある投資専門家の投資助言に取って代わるものではありません。提供されたいかなる見解又は意見はFISCOの見解や分析であって、ロイターの見解、分析ではありません。情報内容には万全を期しておりますが、保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。

【FISCO】

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below