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半導体関連が利食いの中、下値の堅さが意識される【クロージング】
2017年11月28日 / 06:45 / 15日前

半導体関連が利食いの中、下値の堅さが意識される【クロージング】


*15:44JST 半導体関連が利食いの中、下値の堅さが意識される【クロージング】
28日の日経平均は小幅に下落。9.75円安の22486.24円(出来高概算14億8000万株)で取引を終えた。27日の米国市場は、年末商戦への期待が高まったものの、高値警戒感から上値は限られた。また、OPEC会合を控えて原油相場が下落していることも重しになっている。これを受けて利食い先行で始まった。

円相場が一時1ドル110円台を付けたほか、サムスン株が急落したこともあってか、半導体関連には利食い売りが強まるなか、日経平均は一時22363.94円まで下げる場面もみられた。しかし、その後は先物主導で切り返しをみせたほか、内需系への物色が強まるなか、一時プラス圏を回復。後場に入り再び3桁の下落となるものの、大引けにかけては買い戻しとみられる流れから、小幅な下げにとどまっている。

東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、6割近くを占めている。セクターでは、繊維、石油石炭、海運、鉱業、保険、機械が下落。一方で電力ガス、小売、空運、食料品、建設、医薬品が小じっかりだった。指数インパクトの大きいところでは、東エレク8035、日東電6988、信越化4063が重しとなる半面、ファーストリテ9983、ダイキン6367、テルモ4543、花王4452が下支えする格好に。

日経平均は25日線を支持線に、5日線を挟んでの狭いレンジ取引となった。半導体関連への利食いが強まる中としては、下値の堅さが意識される格好であろう。中小型株は北朝鮮の地政学リスクが嫌気される場面もみられたが、売り一巡後は下げ渋る動きもみられている。マザーズ、ジャスダックいずれもマイナスとはなったが、IPOが3社あったことでIPOに集中した面も影響したとみられる。

明日は翌日に石油輸出国機構(OPEC)総会が開催されることから、これを見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすく、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。ただし、先高期待は後退しておらず、押し目買い意欲は強そうだ。また、明日から2017国際ロボット展(東京ビッグサイト)が12月2日まで開催される。ロボットのほか、AI、IoTといった関連への物色も意識されそうだ。(村瀬智一)


《AK》

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