January 30, 2018 / 10:46 PM / 9 months ago

30日の米国市場ダイジェスト:NYダウは362ドル安、世界的な金利上昇を受けた利益確定の動き


*07:43JST 30日の米国市場ダイジェスト:NYダウは362ドル安、世界的な金利上昇を受けた利益確定の動き
■NY株式:NYダウは362ドル安、世界的な金利上昇を受けた利益確定の動き

30日の米国株式相場は下落。ダウ平均は362.59ドル安の26076.89、ナスダックは64.02ポイント安の7402.48で取引を終了した。世界的な金利上昇への警戒感からアジア・欧州株が全面安となり、米国株にも売りが先行。先行き不透明感からポジションを手仕舞う動きが散見され、終日軟調推移となった。原油相場の下落が嫌気されたほか、今晩のトランプ大統領による一般教書演説の内容を見極めたいとの思惑も広がった。セクター別では、家庭用品・パーソナル用品や公益事業が上昇する一方で食品・生活必需品小売やヘルスケア機器・サービスが下落した。

ネット小売のアマゾン(AMZN)、著名投資家バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハサウェイ(BRK/B)、大手行のJPモルガン(JPM)は、医療費抑制を目指し新たなヘルスケア企業設立に向けた取り組みを発表し、医療保険のユナイテッドヘルス(UNH)やヒューマナ(HUM)、薬剤給付管理会社のCVSヘルス(CVS)などの医療関連銘柄が軒並み下落。オートバイメーカーのハーレー・ダビッドソン(HOG)は決算内容が嫌気され、軟調推移。一方で、交流サイトのフェイスブック(FB)は、仮想通貨関連の広告を禁止する方針を明らかにして買われた。

一般教書演説で、大規模なインフラ投資計画が強調されれば、株式相場には追い風となりそうだ。トランプ大統領が環太平洋経済連携協定(TPP)への復帰を示唆しており保護主義的な政策に対する懸念も和らぎつつある。

Horiko Capital Management LLC


■NY為替:ドル下げ渋り、米財務長官は長期的には強いドルを支持

30日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円42銭まで下落後、108円94銭まで反発し、108円77銭で引けた。米国の1月消費者信頼感指数は予想を上回ったことや、ムニューシン米財務長官が上院議会証言で、「長期的な国益にかなうドル高を断然支持する」との見解を表明し、米国の為替政策は従来と変わっていないとの見方が広がったことから、リスク回避的なドル売りは後退した。

ユーロ・ドルは、1.2454ドルまで上昇後、1.2384ドルまで反落した。ユーロ・円は、135円21銭まで買われた後に134円75銭まで下落した。欧米株安を嫌気したリスク回避の円買いが優勢となった。ポンド・ドルは、1.4099ドルから1.4167ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9310フランへ下落後、0.9362フランまで反発した。


■NY原油:続落で64.50ドル、株安や米長期金利水準の高止まりを嫌気

NY原油先物3月限は続落(NYMEX原油3月限終値:64.50 ↓1.06)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は前日比-1.06ドルの64.50ドルで取引を終えた。一時64.10ドルまで売られた。ドル高はやや一服したが、米国株の大幅続落や米長期金利水準の高止まりが嫌気されたようだ。原油の需給関係がただちに悪化するとの見方は少ないものの、米長期金利の上昇は経済の減速につながるとみられており、需要増加への期待はやや低下していることも原油先物相場を圧迫する一因となったようだ。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  31.88ドル -0.40ドル(-1.24%)
モルガン・スタンレー(MS) 56.60ドル -0.85ドル(-1.48%)
ゴールドマン・サックス(GS)268.94ドル -3.54ドル(-1.30%)
インテル(INTC)      48.79ドル  -1.19ドル(-2.38%)
アップル(AAPL)      166.97ドル -0.99ドル(-0.59%)
アルファベット(GOOG)   1163.69ドル -11.89ドル(-1.01%)
フェイスブック(FB)    187.12ドル +1.14ドル(+0.61%)
キャタピラー(CAT)     163.76ドル +1.18ドル(+0.73%)
アルコア(AA)       52.52ドル -1.97ドル(-3.62%)
ウォルマート(WMT)     107.73ドル -1.82ドル(-1.66%)
スプリント(S)       5.29ドル +0.02ドル(+0.38%)


《HT》

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