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原油高が日本経済に与える影響とは~もっと知りたい商品先物取引


*09:58JST 原油高が日本経済に与える影響とは~もっと知りたい商品先物取引
みなさんこんにちは!フィスコマーケットレポーターの高井ひろえです。

連日、アメリカとイランの対立関係について報道されていますが、これによって原油価格が変動しています。前回のコラムでは、中東情勢と原油価格の関係が深い理由について説明しました。中東は、サウジアラビアやイラン、イラクなど、世界の主要な産油国が集まっている地域であり、世界への原油輸出の要所となる海峡があることから、その付近での有事は原油価格に与える影響が大きいとお伝えしました。今回のコラムでは、この原油価格の変化が日本にどのような影響を与えるのかを説明していきます。

■日本経済は原油高に弱い
一般的に日本経済は「原油価格の上昇に弱い」といわれています。なぜなら日本はほとんどすべての石油を海外、それも中東からの輸入に頼っているからです。ちなみに日本は世界で4番目に石油を多く輸入している国です(2018年、UNCTAD)。原油価格が上昇すると、原則としてその上昇分が物価に反映されることになります。ただ、日本は実質賃金が上昇していないことから、物価の上昇に消費者がついていけなくなってしまうので、消費が冷え込んでしまいます。

■中東情勢の緊張による原油高は日本株安を招いた
イランのソレイマニ司令官が殺害されたことによる中東情勢の緊張をきっかけとした原油高は、日本株の下落を招きました。それは「日本経済が原油価格の上昇に弱い」ということを示しています。逆に原油価格が下落した場合は、日本は原油が安く手に入り、その分得をすることになります。そのため原油安は日本株の上昇につながりやすいです。

■原油価格から読む日本経済
原油は自動車や飛行機などの動力源や暖房などの熱源として使われるだけではなく、加工されてプラスチックや服などの製品として使われるなど、様々な形で私たちの身近にある商品です。そのため原油価格の上下は私たち個人の消費に影響し、そして日本経済全体の動向にも影響します。私たちが石油製品の価格に対して感じる、肌感覚的な高い・安いも、実は日本経済の動向を読むうえでのヒントになりうると思うと、興味深いですね。

フィスコマーケットレポーター 高井ひろえ



《HT》

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